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概要
この記事は、営業職에従事した筆者が「稼ぐ」と「儲ける」の違いについて考察し、自らの経験を元にどちらを選択するべきかを論じたものです。特に、営業職としての厳しい現実や、働くことがもたらす精神的な負担について詳述し、最終的にはより豊かな生活を追求するためには「稼ぐ」だけでなく「儲ける」意思を持つことの重要性を強調しています。
要約(箇条書き)
- 営業職の厳しい実情(長時間労働、精神的なプレッシャー)について言及。
- 「稼ぐ」という言葉の定義とその意味は、時間と労力を売って得る労働報酬。
- 一方、「儲ける」は仕組みを利用して得る金銭的利益である。
- 営業職で得た報酬が果たして「豊かな生活」に繋がるのか疑問を呈する。
- 新しい時代では、自身が仕組みを作り利益を得ることが可能であると強調。
- 変化の重要性を語り、ただの労働者ではなく「儲ける人生」を選ぶ決意を示す。
「どうせ働くなら、インセンティブのある仕事がいい」
「結果を出せば収入が増える方が夢がある」
そう思ってこの仕事に飛び込んだ人も多いだろう。
僕自身もその一人だ。
けれど、現実は甘くない。
朝は7時には家を出て、夜は帰宅が22時を過ぎるのが当たり前。スーツの襟元は汗と雨で湿り、革靴は減り、心は削れる。上司には日々、細かすぎるスケジュールを提出させられ、
朝礼では「こんな予定で本当に成果出せるの?」と公開処刑。
GPS付きの端末を持たされ、移動履歴は丸裸。
終礼では「この1時間、訪問件数が少ないけど、何してたの?」と責められる。
お客様と商談していたとしても、契約後のアフターフォローをしていたとしても、その“成果”が見えなければサボり扱い。
しかも朝のスケジュール表にちゃんと書いていても、である。
思わず心の中で思ってしまう。
「いや、アンタがちゃんと読んでないだけやろ」と。
たまに上司が話すある言葉が頭にこびりついている。
「みんなは“稼ぐ”ためにこの会社に入ったんだろう?」
「稼いで、インセンティブで収入を増やし、豊かな暮らしをしたいんだろう?だったらさぼらず外回りをしろ!」
なるほど、たしかに言っていることは筋が通っているように見える。
でも、僕にはこの「稼ぐ」という言葉が、どうしても引っかかった。
稼ぐとは「労働の対価」、つまり時間を売ること
ふと、辞書を引いてみた。
稼ぐ:① 生計を立てるために、一生懸命に働く。
② 働いてお金を得る。
シンプルだが、これが答えだった。
「働いて、お金を得る」。
つまり、“時間と労力”を売って、金銭と交換するということだ。
一生懸命、誠実に、ひたすら労働を続けて、ようやく少しの報酬がもらえる。時間を差し出して、精神をすり減らして、「それでも、ありがとうと言われない」のが現実。
そして、ようやくのインセンティブ。
これが「稼ぐ」ということらしい。
…どうにも割に合わない。
「儲ける」という言葉がしっくりくる理由
次に「儲ける」を調べてみた。
儲ける:
・金銭上の利益を得る。また、思いがけない得をする。
AIにも聞いてみたら、こう返ってきた。
「投資や事業によって得る金銭的な利益。仕組みや仕掛けによって継続的に生まれる収益。」
この瞬間、腑に落ちた。
僕は「稼ぎたい」のではない。「儲けたい」のだ。
「稼ぐ」は努力の対価、「儲ける」は仕組みの成果。
この違いは大きい。
「稼ぐ」ためには汗と時間が必要だけど、
「儲ける」には工夫と視点の転換、時にはリスクも伴うが、それが仕組みに変われば、自分が動かなくてもお金が入ってくる。
サラリーマンに豊かさはあるのか?
「生活を豊かにするために稼ぐべきだ」
これは、一見正しいように聞こえる。
でも、現実の営業職の働き方を見てみてほしい。
朝から晩まで働き、プレッシャーに耐え、契約が取れなければ罵られ、取れても「もっと取れ」と言われる日々。
こうして得たお金で、果たして「豊かな暮らし」ができるのか?
いつ休む?
いつ心を取り戻す?
僕の周りの同僚たちを見ていると、「頑張っている」ことに酔っている人が多い。「今日も怒られたけど、全力だったからいい」
「自分の性格上、下で使われるほうが合ってる」
…そうやって、現状を肯定して納得しようとしているだけではないか?
僕はもう、自分を騙し続けたくない。
僕は「儲けたい」。だから、今こそ変える
令和の時代。
AIが進化し、SNSが広がり、個人でも仕組みを作って利益を生み出せる時代になった。
YouTube、、ブログ、投資、物販、スキル販売…。
無料で始められるものがいくらでもある。
「稼ぐ」しか知らなかった時代は終わった。
これからは「儲ける」ために、自分の頭で考え、行動し、情報に触れていく必要がある。
そして皮肉なことに、
この理不尽な会社と、毎日の営業の苦しさが、僕に「変わる勇気」と「理由」をくれたのだ。
だから僕は、こう心に決めている。
もう、ただの労働者では終わらない。
“稼ぐ”だけの人生ではなく、“儲ける”人生を選ぶ。
これから先、僕の人生は僕の仕組みで動かす。
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