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概要
この記事では、自分を「バカ」と感じることが必ずしも否定的なことではなく、それが知性の一部である可能性を探っています。著者は自己評価の厳しさや日常のケアレスミスを通じて、成長の意欲を持つことの重要性について語ります。
要約 (箇条書き)
- 自分への疑念: 著者は自己評価が低く、「バカだ」と感じることがある。
- ケアレスミス: 日常のミスは知性の欠如ではなく、注意不足や焦りによるものかもしれない。
- 夫との対話: 夫との会話を通じて、日常のミスを軽視できることに気づく。
- ミスの改善法: ゆっくり作業することでケアレスミスを減少させ、仕事の質も向上した。
- 無知の知: 知識が不足していることを認識することが知性の始まりである。
- 成長への意欲: 自分に厳しくなりすぎず、成長したい意欲を持つことが大切。
- 読者へのメッセージ: 自分を「バカだ」と感じる際、それは真剣に物事に向き合う証拠であり、成長の余地があることを認識してほしい。
「それ、ただのおっちょこちょいなんじゃない?」
今日、夫に「私ってバカだと思うの」と話をしててみました。
「なんで自分をバカだと思うの?」と聞かれて、
「ケアレスミスしちゃう時があるし、なんとなくバカな気がする。」と答えると、
「試験のときは集中してるでしょ?読み飛ばししないでしょ?
それって頭の良し悪しじゃなくて、おっちょこちょいなだけじゃない?」と返ってきました。
たしかに。試験のときはしっかり集中できている。となると、日常のミスは「能力」ではなく「焦りや注意不足」の問題かもしれない。自分で自分を、ちょっと厳しめに評価しすぎていたのかもしれません。
ケアレスミスを減らすコツは、「ゆっくりやること」
以前は、仕事を早く片づけようと急ぐあまり、ミスを連発していました。
でも年齢を重ね、「ミスすると結局仕事が倍かかる」と気づいたんです。
それからは、確認を丁寧に、落ち着いて作業することを心がけるようにしました。すると、自然とミスは減り、結果的に仕事の質もスピードも上がるようになりました。「急がば回れ」って、まさにこのことだったんだなと、身をもって実感しています。
自分を「バカだ」と思ってしまう理由
実は私はずいぶん前から「無知の知」という考え方を知っていました。
自分が知らないということを知っている――それが真の知性のはじまり、というソクラテスの教えです。この考え方に触れたとき、深く納得すると同時に、「私は知らないことが多すぎる」と、ますます自分に自信が持てなくなった部分もありました。でも今になって思うのは、無知を知っていること自体が、すでにすごいことなんだということ。知らないことに気づけるからこそ、学べるし、成長できる。それを自覚しているから、自分に厳しくなってしまっていたんですよね。
成長したいと思える自分を、ちょっとだけ認めてあげたい
私はよく「もっと頑張らなきゃ」「まだまだ全然足りない」と自分を追い込んでしまいがちです。でもよく考えたら、それって「もっと成長したい」「より良くしたい」という思いの裏返し。知ることで世界が広がるのが楽しいから、改善することで前に進めるのがうれしいから、私は学び続けているんだと思います。完璧じゃない自分を否定するんじゃなくて、「まだ伸びしろがある」って思えること自体が、すごく価値のあることなんじゃないかなって。
自分を「バカだ」と思っているあなたへ
もし今この記事を読んでいるあなたが、「私もバカかも」と感じていたとしたら――その感覚は、あなたが真剣に物事に向き合っているからこそ生まれるものかもしれません。無知の知を知っているあなたは、すでに十分に賢くて、そしてきっと、まだまだ成長していく力を持っています。ゆっくりでいいから、
自分の歩幅で、今日も一歩ずつ進んでいきたいですね。
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