

最近、週末に寝ても寝ても疲れが取れず、回復した感じがしないまま平日を迎えることが多々あります。
なぜ、休みの日に「しっかり寝て、リラックスして休息しているはず」なのに、疲労が取れないのでしょうか。
調べてみた結果、休息の取り方にもコツやスキルが必要だということがわかりました。今回は、休みの日にしっかり疲れをとり、エネルギーを回復させる方法をご紹介します。
ゴールデンウィーク最終日。今回お届けする方法を取り入れて、残りの休暇を有意義に過ごしてくださいね。
疲労の種類によって違う休息の取り方
疲れを感じたら「とにかく寝る!」を信じて睡眠時間を確保するだけで、「なぜ疲れているのか? ストレスの一番の原因は何か?」を考えずにいました。
しかし、医師のサンドラ・ダルトン=スミス博士の研究によると休息には以下の7つのタイプがあり、疲労の原因にあった処置が必要なのだそう。
【7つの休息のタイプ】
- メンタル面の休息
- 感覚の休息
- クリエイティブな休息
- 感情の休息
- 社会からの休息
- 魂の休息
- 身体の休息
「疲れたな」と思ったら、まずは7つのうちのどのタイプなのかを考え、それに応じた休息をとると、効率的&効果的に疲労回復することができます。
以下の記事で、それぞれのタイプに合った休み方を紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
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リラックスはスキル。目標を立ててみるとより効果的だった
仕事や家事で追われていると、「何もしていないときは休んでいる時間だ」と思ってしまいがち。しかし、本来リラックスというのは「意図的かつ物理的に身体の筋肉を休めること」です。
そしてこのことからわかるのは、「休息はスキルだ」ということ。どうしたら心身ともにリラックスできるのかを学んで、定期的に実践していくことが必要なのです。
では、休息をスキル化するとは具体的に何をすべきなのでしょうか? まずは、以下の記事で紹介しているように、脳を切り替える練習をしてみてください。
時間を決めても良いかもしれません。特定の行動に紐づけて脳に「休んでいる」と認識させ、習慣化させることが大切です。
多忙ななかでリラックスすることに集中するのは難しいかもしれません。しかし、目標を立ててみると、一気に楽に、効率的に休むことができるのではないでしょうか。
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休暇中は潔くメッセージから離れる
休みの日の前に、仕事の関係者や上司に「この日からはネットがつながらない環境にいるため、メッセージを確認できません」と伝えてみてください。
ネット回線がないと事前に伝えるのは、SlackやTeams、メールに返信できないと言うだけで反感を買う人には非常に都合の良い言い訳となるでしょう。通知をオフにするのも簡単です。
仕事に関するメッセージを確認していては、休暇を堪能することも精神的に休まることもできませんよね。
1人で静かに身体を休める時間を有意義なものにするためにも、試してみてください。
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書くことで心身ともにリラックスできる
休みの日でも、仕事のことが気がかりで仕方がない。不安や心配ごとでいっぱいになり、心から休むことができない……。きっと多くの方がそんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
そんな方におすすめの方法は、以下の2つ。
- 書くことで「頭の中を整理」する
- 1つのことに集中し、マインドフルになる
今何に困っているのか、何を解決したくて、何をやるべきなのかを書き出して整理してみてください。そうすると、精神的に落ち着きを取り戻し、冷静に、スムーズに行動することができます。
また、一度に多くのことを考えるのは不効率です。意識が散乱しパフォーマンスも下がるうえに、無駄に疲れる原因となります。
書き出すことで頭の中を整理し、1つのことに集中することを心がけてみてください。休暇中も心身ともにリラックスできるようになるでしょう。
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執筆: 杉本結美
──2023年4月27日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
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