2025年8月2日、京都市東山区の「よしもと祇園花月」で、東京、福岡、大阪で開催された『上方漫才協会 十周年記念 特別興行』の千穐楽を迎えました。この日、会長の中田カウスをはじめとする多くの人気芸人たちが囲み取材に応じ、思い出や今後の展望を語りました。
中田会長は、過去の京都花月での経験を振り返り、「おじいちゃん、おばあちゃんばっかりで、漫才が始まるとみんな寝出す」と笑いながら語りました。彼は、観客を起こさないといけないため、声を張り上げて漫才をしていたことを懐かしそうに述べました。また、観客の孫が「でんでん太鼓」を打ち始めると、会場が笑いに包まれる様子についても楽しげに語りました。
副会長に就任したアインシュタインの河井ゆずるは、「劇場でご飯が食べられる後輩がたくさん増えたらなと思います」と、後輩への期待を示しました。
さらに、中田カウスは新たなプロジェクト「中田カウス 漫才のDENDO NEXT」を9月から始動することを発表しました。これにより、若手芸人の育成が図られる予定です。
今回の公演には、多数の受賞歴を持つお笑い芸人が参加し、日頃からよしもとの劇場で活躍する彼らのパフォーマンスは、多くのファンを喜ばせました。
🧠 編集部より:
この記事は、上方漫才協会の十周年記念特別興行に関するものです。特に、中田カウス会長や他の参加芸人が京都の直営劇場「よしもと祇園花月」で公演を行った後の囲み取材の様子が伝えられています。
詳細情報
-
上方漫才協会の背景: 上方漫才は、主に関西地域で発展した漫才スタイルで、特徴的なトークやリズム多彩なギャグが魅力です。この協会は、漫才の活性化を目指しており、定期的にイベントや公演を行っています。
-
特別興行の意義: 10周年を祝う特別興行は、過去の功績や芸人たちの活躍を振り返る機会ともなり、後輩芸人たちの成長の姿が見られました。中田会長のコメントからも、漫才に対する情熱や観客との密接な関係が伺えます。
豆知識
-
でんでん太鼓: これは、主に子供向けの太鼓で、京都の漫才では特にお年寄りのおだて役としてよく登場します。このアイテムが、高齢者の観客を引き込む一因となっているのは面白いですね。
-
若手育成: 中田カウスによる若手芸人の育成プログラムが進行中で、「DENDO NEXT」と名付けられたこの取り組みでは、未来の漫才スターを発掘し支援することを目指しています。
今後の展望
アインシュタインの河井ゆずるが副会長としての考えを述べており、劇場の運営や後輩の活動を推進する意欲が感じられます。漫才文化の継承とさらなる発展が期待されます。
-
キーワード: 上方漫才協会
※以下、出典元 ▶ 元記事を読む
Views: 2