🧠 概要:
この記事は、著者のiamemiがインスタライブを通じてどのように自身のスタイルを確立し、フォロワーとの交流を深めてきたかを語った内容です。彼女は手作りアクセサリーを制作しながら、視聴者とのインタラクションを楽しむスタイルを確立しました。
### 概要
– 作家デビュー後、2020年春にインスタライブを始めたiamemi。
– 初めは視聴者がいなかったが、徐々にスタイルを確立。
– 「花火モチーフを一緒に作ろうの会」をきっかけに人気作品「花火師」が誕生。
– コメントを通じてオーダー会を実施し、フォロワー参加型の制作スタイルが生まれる。
– 彼女の喋る才能に気づき、フォロワーとの親密な関係を築く。
### 要約の箇条書き
– 2020年春、ライブ配信をスタート。
– 最初は視聴者ゼロで、一人で喋り続ける練習期間。
– 話しながら制作するスタイルが定着。
– 2022年夏、「花火モチーフを一緒に作ろうの会」を実施。
– 人気作品「花火師」がminneで総合1位にランクイン。
– フォロワーの意見を取り入れるオーダー会を開催。
– 喋ることが得意であると気づく瞬間があった。
– フォロワーの記憶力に驚かれるエピソード。
– ChatGPTから受け取った「手元キラキラ、口元ベラベラ」という肩書きが自身にぴったり。
この記事を通じて、iamemiは自らの成長とフォロワーとの関係性の大切さを訴えています。
目次
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2020年春、誰もやってなかったから始めたライブ配信
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視聴者ゼロ。でも「練習だし」とひとりで喋ってた日々
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喋りながら作る、私だけのスタイルがじわじわ定着
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2022年夏、「花火モチーフを一緒に作ろうの会」が始まりだった
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まさかのminneランキング総合1位「花火師」誕生
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コメントで生まれる【オーダー会】という新しい形
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しゃべるの、得意かもしれないと気づいた瞬間
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フォロワーさんの記憶力に驚かれた話
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ChatGPTが名付けた、ぴったりすぎる肩書き
1. 2020年春、誰もやってなかったから始めたライブ配信
インスタライブを始めたのは、2020年の春。作家デビューしてすぐの事でした。
まだハンドメイド作家さんの中では、配信してる人なんてほとんどいなかった頃。
私は「iamemiを知ってもらうきっかけを作りたい」と思っていたので、「顔は映したくない」「喋れない」「やってる人いないし」って空気の中で、
逆に私は「じゃあ、やってみようかな」と思ったんです。
さらに当時は、技法や作り方は見せないのが当たり前で。
それなら私は包み隠さず全部見せる側になってみようと決めました。
2. 視聴者ゼロ。でも「練習だし」とひとりで喋ってた日々
もちろん最初は、視聴者ゼロ。
たまに間違えて入ってきた人が、そっと退出するくらい。笑
それでも一人で話し続けていました。でも、だからこそ練習になったし喋るトレーニングにもなったし、
自分のスタイルを探す時間として、あのゼロ人時代はすごく貴重でした。
…今、同じことがが出来るかと言われたら。
いや〜無理ですね。やりたくないです。笑
3. 喋りながら作る、私だけのスタイルがじわじわ定着
最初は黙々と作ってるだけで、コメント来ても焦って返すくらいだったけど、だんだんと「今日の夕飯どうしようかな〜」とか「育児の話」とか、
私とフォロワーさんの会話だけじゃなくて、視聴者さん同士でも雑談や交流が生まれるようになっていきました。
いつの間にか、それが当たり前の空気になっていて、
気づけば「喋りながら作る」っていうのが、自分にとってごく自然なスタイルになっていました。
4. 2022年夏、「花火モチーフを一緒に作ろうの会」が始まりだった
ライブ配信を続ける中で、「一緒に作ろうの会」という新しい企画を思いつきました。その場でフォロワーさんと相談しながらデザインを決めていくライブ制作。「どんなモチーフがいい?」「ピアス?イヤリング?」「この石とこの石だったらどっちが好き?」
みたいな会話を重ねながら、配信を見てくれている人たちと一緒にリアルタイムで形にしていく。
この時生まれたのが、『花火師』という作品です。
ちなみに名付け親もフォロワーさん。
当時はちょうどコロナの波がぶり返していて、夏祭りやイベントもまた中止に。「せめてオンラインで夏を味わえたら…」そんな気持ちで始めた花火モチーフの即興制作が、想像以上に盛り上がりました。コメント欄で「これ花火みたい!」「もっと色足したら?」とアイデアが飛び交って、
最終的にみんなで作ったという実感がぎゅっと詰まった一点に仕上がったんです。
5. まさかのminneランキング総合1位「花火師」誕生
そして実はこの『花火師』、minneのランキング総合1位に…!
実はこれ、配信中にこっそり話していた「裏目標」だったんです。当時、「minneのランキングにいつか載れたらすごくない?」「いや、むしろ総合1位とか目指してみたら面白いかも?」って。ちょっとした憧れとノリで話しただけのつもりが、見てくれていたフォロワーさんたちが本気で応援してくれて。「買ったよ!」「友達にも紹介した!」って声が次々届いて、
気づけば本当に…ランキングの1位を取っていました。
…なんて、感動の1位エピソードの裏で、実は赤字でした。笑
ランキングに載る=大量生産&発送=材料費&時間爆発。発送しながら「これ…もしかして利益出てないかも…?」ってうすうす思ってたけど、計算してみたらガッツリ赤字!
でも、あの時は「経験」や「信用」を買ったと思って納得してます。
6. コメントで生まれる【オーダー会】という新しい形
「花火師」企画で、たくさんの方がコメントでデザインに参加してくれたことが、本当に楽しくて。
このみんなで作る感じ、もう少し続けたいな…と思っていた頃。
ふと、「今ここでオーダーを受けて、その場で作るってどうかな?」と思い立って。配信中にそのまま「こういう石で、ピアスで…」って希望をコメントしてもらって、
ひと工程ずつ確認しながら目の前で形にしていくという【オーダー会】が生まれました。
最初は「そんなの需要あるかな…?」と半信半疑だったけど、これが想像以上に大好評。リアルタイムで出来上がっていくワクワク、他のフォロワーさんと一緒に見届ける楽しさ、
なにより「自分の声が、作品になる」っていう特別感があるんですよね。
しかもiamemiは、ネット販売のみ。
作品はすべて画面越しで選んでもらうからこそ、実際に作っている手元をライブで見てもらえることで、安心感につながるという声も多くて。
「写真だけじゃ伝わらない部分が見えた」「こんなに丁寧に作られてたんだ」と言ってもらえるのが、本当にうれしいです。
今では「iamemiといえばオーダー会」と言ってもらえるくらい、
私にとっても大事な時間になっています。
7. しゃべるの、得意かもしれないと気づいた瞬間
いつの間にか、これって私の武器かもって思うようになってました。きっかけは、6時間ぶっ通しでライブ配信してた日。その間、制作しながらずーっと喋ってて、しかも一度も話が途切れなかった。途中でフォロワーさんが交代でコメントしてくれたり、日常のことを話したり、アクセサリーの質問に答えたり。
気づいたら、もう深夜になってました。笑
でも、苦じゃなかったんです。むしろその時間がすごく自然で、心地よくて。
「えみさんのライブ、飲み会の翌朝みたいに余韻が残るんです」
この感想をいただいた時に自分だけじゃなく、フォロワーさんもこの空間を大事に思ってくれてたんだって、胸がぎゅっとなりました。今では「しゃべる作家さん」のイメージがついてるけど、
実は、気づいたらそうなってただけなんです。
8. フォロワーさんの記憶力に驚かれた話
「この人はブルーが好きでイヤリング派、この人はお子さん2人いて…」どんな石を選んだか、どんな話をしたか、気づけば、その時の空気ごと覚えてることが多くて。
別にメモしてるわけでもないし、努力してるつもりもなかったんです。
でもある日、「え、なんでそんなことまで覚えてるの!?」って驚かれて。
「え?それって普通じゃないの…?」って、逆に私がびっくりしました。笑
みんなに言われて、ようやく気づいたんです。私にとっては自然なことだったけど、それって意外と特別なことだったのかもなって。
自分の得意なことって、案外自分では気づけないんですよね。
9. ChatGPTが名付けた、ぴったりすぎる肩書き
そんなこんなで積み重ねてきた今のスタイル。ある日ふと、ChatGPTに「私ってどんな作家っぽい?」って聞いてみたら、
返ってきたのがこの言葉。
「手元キラキラ、口元ベラベラ。」
ちょっと笑っちゃったけど、正直「それ、私すぎる…!」ってなりました。
ワイヤーで繊細なアクセサリーを作ってる手元と、
日常をゆるく喋ってる口元。
ぴったりすぎて即採用。笑そしたらフォロワーさんやお客さんからも「え、それめっちゃエミさんじゃん!」って言ってもらえて、
もう「それにします」って感じでした。
そういえば手元でいうと、ネイルもずっと3週間ごとに変えていて。ネイリストさんはママ友で、iamemiを始める前からの知り合い。
デザインは毎回お任せで、「どうせ手元を写すなら、少しでもキレイにしておこう」って思って続けてます。
実は配信中、ネイルのコメントの方が多いこともあります。笑
それもぜんぶ含めて、手元キラキラは私そのものなのかもしれません。
おわりに
最初は「誰もやってないからやってみよう」くらいの軽い気持ちで始めたインスタライブ。それが今では、作品づくりの一部になっていて、
iamemiらしさを語るなら外せない、大切な時間になりました。
喋りながら作って、笑いながら失敗して、コメントでツッコまれて、
そこから新しい作品が生まれて。
その繰り返しの中で、少しずつ積み重なっていったものが、
「手元キラキラ、口元ベラベラ。」という言葉にギュッと詰まっている気がします。
作るのが好きで、喋るのも好きで、
そして、その先に誰かがいてくれるのが、やっぱり一番うれしい。
これからも私は、喋りながら、作りながら、笑ったり、迷ったり、ひらめいたりしながら、
今ここを大事にしていきたいなと思っています。
読んでくださって、ありがとうございました。
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