映画「愛されなくても別に」と主題歌「プレゼント交換」
2025年7月4日に公開される映画「愛されなくても別に」の主題歌として、hockrockbが新曲「プレゼント交換」を提供します。この曲は、2025年7月2日にリリースされたhockrockbのニューアルバム「朝の迎え方」に収録されています。
映画の概要
「愛されなくても別に」は、武田綾乃の同名小説を、29歳の新鋭監督・井樫彩が実写化したものです。物語は、母親から経済的虐待を受けている大学生・宮田陽彩(南沙良)と、同じく精神的虐待を受ける同級生・江永雅(馬場ふみか)の出会いを描き、彼らが社会に立ち向かう姿を追っています。その他のキャストには、本田望結や基俊介(IMP.)が名を連ねています。
映画「愛されなくても別に」キービジュアル
主題歌の特徴
hockrockbの提供した「プレゼント交換」は、支え合いながら生きる2人に寄り添ったミディアムテンポの楽曲です。井樫監督は自らhockrockbの音楽を愛聴しており、曲作りには特別な期待が込められています。音楽ナタリーでは、堀胃あげは(Vo, G)と井樫監督の対談が行われ、主題歌制作の過程とそれぞれの作品に対する思いが語られています。

左から堀胃あげは(hockrockb)、井樫彩。
制作の背景とテーマ
井樫監督が主題歌をhockrockbに依頼したきっかけは、プロデューサーの提案であり、彼女自身も以前から同バンドの音楽ファンだったとのこと。堀胃は映画への思いを持ちながら曲を作成し、主題歌には暗いテーマの中にも光を取り入れることを心がけたと述べています。
歌詞には「私と君の寂しさを交換したら素敵なプレゼントになる」というフレーズがあり、切ないながらも希望を感じさせる内容となっています。井樫監督は、主題歌を「ただのラブソングではなく、様々な人間関係に応用できる曲」にしたいと語っています。

映画「愛されなくても別に」より。
互いの影響
堀胃は、井樫監督の映画作りの手法や、感情表現の仕方に強く影響を受けたと語り、制作過程で感じたことを音楽と映像表現に共通する点として捉えています。例えば、水や火といった自然物を使った心理描写の方法は、堀胃自身の音楽制作にも通じる部分が多いと述べています。

井樫彩
アルバム「朝の迎え方」
新アルバム「朝の迎え方」は、自身の成長を描いた作品として位置づけられており、12曲が収録されています。堀胃は、このアルバムには心の暗い部分を乗り越えて「朝を迎える」主人公たちの物語が反映されていると語り、自らの音楽へのアプローチが自然に響くようになったと感じています。
映画とともに、新しい音楽を体験できるこの機会は、多くのファンにとって待ち遠しいものとなるでしょう。映画「愛されなくても別に」が、観客に何をもたらすのか、その感想にも期待が寄せられています。
上映情報
- 2025年7月4日公開
- 楽曲「プレゼント交換」もぜひ劇場で楽しんでください。
🧠 編集部より:
映画「愛されなくても別に」とhockrockbの関係
7月4日に公開される映画「愛されなくても別に」の主題歌として、バンドhockrockbが新曲「プレゼント交換」を提供しました。この曲は、彼らのアルバム「朝の迎え方」にも収録されています。アルバムは7月2日にリリースされる予定です。
映画の背景
「愛されなくても別に」は、武田綾乃の同名小説を原作に29歳の新鋭監督・井樫彩が実写化したものです。作品は、経済的・精神的虐待を受ける二人の大学生が自分らしく生きる姿を描きます。主演には南沙良と馬場ふみかが起用され、過干渉な親に支配される二人の同級生も登場します。
hockrockbの音楽
主題歌「プレゼント交換」は、支え合いながら強く生きる二人の関係を歌ったもので、井樫監督との対話を通じて楽曲が創られました。井樫監督は、hockrockbの音楽を元々聴いており、特にアルバム「ペンシルロケット」を気に入っていたとのことです。
音楽と映像の融合
井樫監督は、歌詞や曲のテーマに対し細かい要望を出し、コラボレーションを行いました。この過程で、楽曲の内容がより深く、映画のテーマと共鳴するものになっています。hockrockbの堀胃あげはは、「プレゼント交換」を作る際に映画の脚本を読んでテーマを取り入れ、最後にはほんのりとした希望を表現することを心掛けたと語っています。
豆知識
ハッピーエンドには仕上げたくないという意向があったため、曲のエンディングは一人の視点で描かれています。これは、映画における現実の厳しさを反映したものでもあります。
今後のhockrockbの活動にも注目です。次回のツアーも楽しみですね!
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キーワード: 映画「愛されなくても別に」
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