木曜日, 5月 22, 2025
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「怪盗クイーンの優雅な休暇」制作経緯から主題歌秘話まで、プロデューサーが明かす


劇場アニメーション「怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)」が、明日5月23日に公開を迎える。このたびプロデューサー・山本京佳のインタビューコメントが到着。新たな場面カット1点も解禁された。

原作は2002年に第1作が刊行された、はやみねかおるによる青い鳥文庫の「怪盗クイーン」シリーズ。劇場アニメ第2弾となる本作では、性別・年齢・国籍不明の怪盗クイーンが、過去に因縁のあるサッチモの挑戦状を受け、豪華客船に乗り込むさまが描かれる。主人公・怪盗クイーンに大和悠河、クイーンの仕事上のパートナーであるジョーカーに加藤和樹、新キャラクターのイルマにココミが声を当て、監督を池田重隆が務めた。

山本は自身も小学生時代に「怪盗クイーン」をはじめとする、はやみね作品の愛読者だったという。「大人になってから読み返して、子供向けではあるけれど、決して子供だましではないことに気付きました」と語り、その魅力を再認識。「1人でも多くの人にこの作品の魅力を届けたい」との強い思いから、再び劇場版に挑んだ。上映時間は前作の60分から拡大し、公開劇場数も約3倍にスケールアップ。「小学生の頃に読んでいた私のような世代から、現役の小中学生の読者まで、幅広く楽しんでもらえるように」と期待を口にする。

中でも新たな世代へのアプローチとして注目すべき点は、主題歌「Queen’s illusion」。Z世代を中心に支持を集める音楽ユニット・あにぱに(莉犬 偉業。 ばぁう&ちぐさくん)が手がけた楽曲だ。制作にあたって、はやみねから「楽しい気持ちで映画館をあとにできる楽曲がいい」というヒントがあり、それをもとに“船旅”や“バカンス”といったテーマを盛り込み、クイーンの華やかさや優雅さも意識して作品との調和を図った。加えて、山本からは「曲調ではなく歌詞で世界観を表現してほしい」というリクエストも。山本は「自然と笑顔になることができました。作品だけではなく、聞いている自分にも寄り添ってくれる楽曲なので、多くの方に好きになっていただける楽曲だと思います」と太鼓判を押し、強い手応えを感じている。

さらに山本は、さらなる展開への意欲もにじませる。「ずっとアニメ化し続けたいという強い思いはありますが……今回の映画次第というのが正直なところ」と率直な胸の内を明かす一方で、「香港にも行きたいし、パリにも行きたいし……夢は広がるばかりですが、素敵な未来がやって来ることを、心から願っています」と口にした。

この記事の画像・動画(全20件)

(c)はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会

劇場アニメ「怪盗クイーンの優雅な休暇(バカンス)」本予告映像


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編集部の感想:
「怪盗クイーンの優雅な休暇」の公開が楽しみです。プロデューサーの山本京佳さんが子ども時代の思い出を織り交ぜて、魅力を再認識している点が素晴らしいですね。新主題歌の「Queen’s illusion」も期待大で、世代を超えたファンを惹きつける力がありそうです。

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