水曜日, 6月 11, 2025
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「志磨遼平と粗品が語る”ロック”の真髄」

🔸 ざっくり内容:

ドレスコーズ志磨遼平、自叙伝と新アルバムの背景

ドレスコーズの志磨遼平が2024年9月に初の自叙伝「ぼくだけはブルー」を出版しました。この著書では彼自身の生い立ちから、2014年にドレスコーズがソロ体制に移行するまでの過去を赤裸々に振り返っています。また、同年11月には「the dresscodes TOUR 2024 "Honeymoon"」を行い、著書に触れた楽曲を披露しました。

しかし、彼は自伝発表後に過去に執着することへの危機感を抱き、それを打破するために「完璧なデビューアルバム」の制作を開始。2023年5月に完成したアルバム「†」は、音楽のテーマを“ロックンロール”に据えています。

対談で語るロックンロールの真髄

志磨は、音楽ナタリーで漫才師の粗品と対談し、ロックンロールの意義について深く語り合いました。粗品は志磨を以前から尊敬していたと述べ、彼の音楽に対する先入観を払拭する出会いの場として、この対談が重要な意味を持つことを示しました。

志磨は、自身の音楽スタイルが古いロックンロールから受け継がれたものであり、彼の歌詞はシンプルで平易な言葉遣いを意識していると説明。特に「うつくしさ」と「やくたたず」といった楽曲において、その表現方法が明確に現れています。

ロックンロールに対する哲学

対談では、志磨がロックンロールを伝承すること自体を仕事として捉えていることが強調されました。過去にしがみつくのではなく、ロックンロールに挑戦し続けたいという志磨の意志が感じられます。彼は「進むべき道にたまたまロックンロールが落ちていた」と語り、それを見つけた自分を信じる意味を強調しました。

粗品も志磨の音楽や作品に対する深い理解を示し、志磨の音楽がどのように若い世代にも影響を与えるかを共に考察しました。この対談は、志磨の音楽的な旅と今後の展開への期待を一層高めるものとなりました。

まとめ

志磨遼平の自叙伝と新アルバムは、彼のミュージシャン人生の重要な節目を示しています。過去の経験を糧に、ロックンロールに新たな風を吹き込む彼の姿勢は、多くのファンにとって励みとなるでしょう。今後の彼の音楽活動にも、ますます注目が集まります。

🧠 編集部の見解:
志磨遼平の自叙伝「ぼくだけはブルー」の出版と、それからの新しい挑戦についての話は、本当に興味深いですね。彼が過去に目を向けることに危機感を抱き、新たな一歩を踏み出すことに決めたというのは、アーティストとしての成長を象徴しています。音楽シーンにおいても、過去の自分や成功に縛られず、常に新しい表現を求める姿勢は、多くのファンや後輩アーティストに刺激を与えるでしょう。

ドレスコーズは、志磨が一人でバンドを率いたときに、音楽的にも人間関係においても彼の冒険が始まりました。彼の人付き合いが苦手ということも、彼の歌詞や音楽に込められたメッセージと共鳴しているように感じます。音楽やお笑いという表現の場で、自らの経験や感情を表に出すことは、彼自身の成長と自己認識にもつながるのだと思います。

粗品との対談を通じて、志磨が感じる“ロックンロール”についての語りもとても豊かでした。猥雑さや不完全さを愛するロックの魅力が彼の音楽にも反映されているのを感じます。彼が「ロックンロールはたった1人で立つこと」と述べたことには、孤独と同時に誇りも感じます。このことは、多くのアーティストやクリエイターにとって共感を呼ぶメッセージでしょう。

また、志磨が古典的なロックに重きを置き、それを受け継いでいこうとしていることにも意味があります。新しいものを求めるだけでなく、過去の名作からの影響を持ちつつ、自身の色を出していくというのは、音楽の本質でもあります。音楽シーンは絶えず変わっていますが、志磨のように古典を大事にする姿勢は、若い世代にも重要なメッセージを発信しています。

最後に、志磨の「僕の道にはロックンロールが落ちていた」という言葉は、とても印象的です。この言葉には、無理にロックンロールを象徴するのではなく、自分の感情や過去を大切にしながら新しい挑戦を続ける姿勢が表れています。彼の音楽を通じて、リスナーが感じることのできる体験や救いも、また異なる形で存在するのでしょう。

いずれにせよ、志磨の音楽や考え方には、独特の視点と深い洞察が詰まっていて、彼の音楽を聴くことによって得られる新しい発見や感動は、これからも続いていくに違いありません。

  • キーワード: ロックンロール


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