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連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』が最終回を迎えたが、視聴率は低迷
2023年9月10日、日本テレビ系の連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』が最終回を迎えましたが、その視聴率は期待を大きく下回る結果でした。業界関係者の間では、日テレの水曜ドラマ枠が「死に枠になってしまった」との声も上がっています。
ドラマの背景
主演は俳優の當真あみ(18)、このドラマは広瀬すず(27)が主演した映画『ちはやふる』(2016年、2018年)から10年後の物語を描いています。上白石萌音(27)が主人公の競技かるた部の顧問役として出演し、映画シリーズのキャストも多く登場しました。
水曜ドラマ枠の現状
特筆すべきは、日本テレビが2024年の春改編で水曜22時のドラマ枠を終了させた点です。これまで1991年から続いていたこの枠は、フジテレビが水曜ドラマ枠を復活させた影響で廃止されました。日本テレビは代わりに、「土ドラ9」という新枠を土曜日の21時に設けましたが、視聴率が低迷し、結局2024年の4月から水曜ドラマ枠を再開することとなりました。
視聴率不振の理由
土曜の夜に2時間連続で放送されたドラマは視聴者を集められず、22時台を迎える頃には視聴者がほとんどいないという事態に陥りました。これを受けて、春クールから新たに水曜ドラマが復活しましたが、初回の『恋は闇』(志尊淳、岸井ゆきの主演)の最終回もわずか4.1%という低視聴率に終わるなど、厳しい状況が続いています。
さらに、同じく水曜枠で放送された『ちはやふる-めぐり-』も、かつての人気を引き継ぐことができず、視聴者の関心を惹くことができませんでした。
業界内では、特にドラマの制作と放送戦略について再考を促す声も多く、日曜の視聴習慣の変化などが影響しているとの指摘もあります。今後、どのような変化がもたらされるのか注目が集まっています。
🧠 編集部の見解:
『ちはやふる-めぐり-』の視聴率低迷について、さまざまな要因が絡んでいるようですね。まず、日本テレビの「水曜ドラマ枠」が“死に枠”とされる理由の一つは、競合他局の強力なドラマと視聴者の好みの変化にあると思います。この枠自体が、長らく確立されたイメージを持っていたにもかかわらず、近年の視聴者のニーズにしっかり応えられないままの状態が続いていたようです。
### 関連事例
以前も同じような事例がありました。例えば、フジテレビの「月9」枠は、かつては視聴率を稼ぐ代表的な時間帯でしたが、最近では人気シリーズの復活に苦労している印象があります。ドラマ制作側が視聴者の期待を反映させきれず、新しいコンテンツとしての魅力を失ってしまった一因でしょう。
### 社会的影響
視聴率の低下は、単にテレビ局にとっての収益問題にとどまらず、広告主や業界全体に影響を及ぼします。特に、若年層の視聴者層がストリーミングサービスに流れている今、テレビドラマの枠組みそのものが見直される時期に来ているとも言えますね。
### 豆知識
ちなみに、競技かるたについてですが、これは「百人一首」を使用した日本の伝統的なカードゲームで、実際に闘志を込めた戦いが繰り広げられるスポーツとして人気を博しています。『ちはやふる』の人気も、その競技の面白さや深さを伝える要素があったからこそ多くの人に支持されていたのだと思います。実際、映画やドラマの影響で、かるたの競技人口が増えたというデータもあったりしますよ。
最終的には、テレビドラマの枠組みも新しい時代に適応していかなければ、さらに視聴者を失ってしまうかもしれませんね。皆さんは、どんなドラマやストーリーが見たいですか?
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