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幻の隕石「小城隕石」が発見され、大きな話題に
9月9日放送のテレビ東京の番組『開運!なんでも鑑定団』では、第二次世界大戦の影響で消失したはずの幻の隕石「小城隕石」が登場し、スタジオは驚きで包まれました。この隕石は1945年の戦争による戦災で失われたとされていましたが、依頼者が思いもよらぬ形で発見したものです。
依頼者は兵庫県の芦屋市に住む男性で、祖父がコレクションしていた陶磁器の中からこの隕石を見つけました。彼が父から受け継いだこのコレクションを調査する中で、「もしかしたらこれが小城隕石ではないか?」と思うようになったのです。
「小城隕石」の歴史を振り返りますと、当時、落下したものは合計4つありました。小城藩が回収したうちの2つは所在不明となり、残る2つのうち4.6キロはイギリスの大英自然史博物館に寄贈されています。そのため、5.6キロの隕石は戦後、東京の鍋島家が保管していましたが、空襲で行方不明になってしまったのです。
今回の依頼品の隕石は、5.64キロと記録とほぼ同じ重さであり、期待が高まりました。隕石と一緒に添えられていた文書は、スウェーデンに1869年に落下した「ヘスル隕石」に関するものでした。鑑定士は磁石等を用いて調査を行い、一連の書簡の真偽を確かめました。
依頼者は隕石の価格を100万円と評価しましたが、実際の鑑定額はなんと3000万円に達し、スタジオは驚愕の声を上げました。岐阜聖徳学園大学の川上紳一教授は「これはまさに大発見で、小城隕石に間違いありません」と証言し、興奮を隠せない様子でした。また、愛知東邦大学の増田孝客員教授は「当時の歴史的背景がわかる貴重な資料です」との見解を示しました。
このニュースに対してオンラインでは、「国立博物館で保管されるべきお宝だ」「歴史的な価値のある発見」「非常に貴重」「驚きの出来事だ」といったコメントが相次いでいます。
この特別なエピソードは現在、見逃し配信中で、視聴は16日午後9時53分まで可能です。
🧠 編集部の見解:
この記事は、小城隕石の発見とその鑑定結果についての話題です。戦災で失われたと思われていた隕石が、まさかの発見をされ、鑑定の結果3000万円という超絶な価値がついたことに、筆者はとても驚きました。特に、隕石が兵庫県芦屋市に住む男性の祖父の陶磁器コレクションの中から見つかったというのが、運命的と言いますか、感慨深いですね。
隕石の歴史も興味深いもので、小城隕石はもともと全国的に有名なものであり、その一部は大英自然史博物館に収蔵されています。しかし、戦後の混乱と空襲による損失で、現存するのはわずかということも、多くの人がその神秘的な魅力に惹かれる理由でしょう。
具体的には、今回の発見が博物館や大学の研究者にとってどれだけ貴重な資料となるかも大いに関心があります。snsでは「国立博物館で所蔵するレベル」とのコメントも寄せられ、一般の人々にもその重要性が認識されつつあるのが嬉しい側面ですね。
豆知識として、隕石にまつわる話は公に出てこないことが多いですが、隕石がもたらす科学的な知見は非常に貴重です。特に、地球外からの物質は、宇宙の起源や地球の成り立ちについて新しい知恵を与えてくれることがあります。それだけに、隕石の発見は科学の観点からも大きな意義を持つわけです。これからの研究や発表がどのように進んでいくのか、楽しみですね!
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キーワード: 小城隕石
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