2025年9月9日放送のテレビ東京『開運!なんでも鑑定団』では、太平洋戦争で消失したとされる幻の隕石、小城隕石が取り上げられました。この貴重な隕石が登場すると、スタジオは驚きの声に包まれました。
依頼人は兵庫県芦屋市に住む男性で、陶磁器コレクターだった祖父の遺品の中から発見されたとのこと。15年前に父から受け継いだコレクションを調査中、「ひょっとするとこれが小城隕石かもしれない」と考えるようになったそうです。
小城隕石は過去に落下した四つの隕石のうちの一つで、当時小城藩により回収されました。現在、残っているものは二つで、うち一つは大英自然史博物館に保存されていますが、もう一つは太平洋戦争による空襲で所在不明となっています。この源流から考えると、発見された隕石がその小城隕石である可能性は高いと言えます。
実際に依頼された隕石の重さを量ると5.64キロと、記録とほぼ一致。さらには、スウェーデンからの返礼品と思われる「ヘスル隕石」の書類も添付されていたことで、関係者の期待がさらに高まりました。鑑定士たちが隕石を調べる中、依頼人が想定していた評価額100万円に対し、実際の鑑定額はなんと3000万円という結果になったのです。これに鑑定士の川上紳一教授は「まさに大発見です」とコメントしました。
この衝撃的なニュースに対し、ネット上では「国立博物館で所蔵すべきお宝」「これは貴重だ」「歴史的大発見」などの反響が寄せられています。
この番組は現在、オンデマンドで見逃し配信中で、配信終了は9月16日午後9時53分予定です。興味のある方はぜひご覧ください。
🧠 編集部より:
この記事は、テレビ東京の『開運!なんでも鑑定団』で紹介された「小城隕石」という隕石に関する特集についての内容です。小城隕石は、第二次世界大戦中の空襲で消失したとされていたもので、その発見が大きな話題となりました。
### 補足説明
#### 1. 小城隕石の発見背景
小城隕石は、落下時に小城藩によって回収された4つの隕石の一つで、うち2つの所在が不明です。残りの2つは現在も大英自然史博物館に保管されています。
#### 2. 現在の評価
今回、兵庫県の男性が隕石を発見し、鑑定士によると重さは5.64キロ。依頼者が提示した評価額100万円に対して、実際には3000万円という高額の評価が下されました。評判の鑑定士は「歴史的発見」と強調しました。
### 豆知識
隕石は地球外から来た天然の物質で、非常に貴重です。一般的に、見た目は普通の石に見えることが多いですが、組成を調べることでその正体が明らかになります。また、隕石コレクションは国際的にも人気で、特に歴史的背景を持つものは高額で取引されることが多いです。
興味深いことに、隕石は地球の形成初期の情報を持っているため、天文学や地球科学の研究においても重要な役割を果たしています。また、最も有名な隕石の一つである「ティキア隕石」などは、宇宙の起源を解き明かす手がかりとされています。
この小城隕石の発見が、今後の研究や整備の進展に寄与することが期待されます。
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