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概要
この文章は、就職活動や将来に関する質問に対する著者のイライラや不満を表現しています。著者は、自身の気持ちや周囲の期待に対する反発心、夢の大切さ、そして他人との関わりの中での葛藤について述べています。
要約
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イライラの理由
- 大学4年生になると、就職や将来に関する質問が多く、ストレスを感じている。
- これらの質問に対する反応が単調で、相手の人生に対する後悔を感じさせる。
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人生観
- 大人たちが若者に夢を語る機会を奪っていると感じている。
- 自分の自由な意志や考えを尊重してほしいと願っている。
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夢の重要性
- 自身は小説家を目指しており、夢を持つことの大切さを強調。
- 他人の夢を理解することは大事だが、自分の道を選ぶことも重要。
- 未来への希望
- 流されるだけではなく、自分の人生を自分の手で切り開くことが求められていると説く。
- 自分の感情や怒りを大切にし、後悔のない人生を送りたいと願っている。
これ全部うるせぇ
受験もそうだけど、人生のルートが画一的だって思っている人間が多すぎる。
初対面や久しぶりに会った奴にこれを言われると、その人に対して失望して見限る。
1、その先の会話が見えてこない
仮に、僕が「決まってる」と答えたとしよう。
その場合の相手の反応はきっとこうだ。
「いいですねぇ」 「なら、遊びたい放題じゃないですか」
「時間があるのは今のうちだけだよ〜」
これもうるせぇ
これの会話の真意は、(今の私は時間がないけど、君はあるから羨ましいよ)ってことになる。これらの返答は、その人の人生に後悔があるように聞こえてイライラする。
年上にこの手の会話をされると、とにかく腹が立つ。
(てめぇ、俺と同じ年齢の時に全力で生きてたのかよ)(良かったな、生まれたのが早いだけで俺に先輩ヅラが出来て)
(お前がそれを言う資格あるんか?)
とにかく毒が止まらなくなる。
毒が止まらなくなると、急に冷静になって、(この怒りが若さなのかもなぁっ)て呑気に考えたりもする。
情緒が安定しないのも、きっと内側から湧き出る衝動が多いからだ。
この感情の発露の多さが、おっさんやおばさんが言う【若さ】なんだと思う。
狂犬のようになんでも噛みつけるって若さだ。
牙抜かれた若い人間も見てて腹が立つ。
2、せめて頼りない僕らの自由の芽を摘み取らないで
僕の好きな歌にカサブタって曲があって、ガッシュベルのOPらしいんだけど、本当にこの歌はすごい。
自分が子供だってことを認めて、強がりだってわかっているけど、信じたいものを貫きたいって強い意志が宿ってる。
僕が言いたいのは、【青臭い信念、泥臭い想いって捨てなきゃダメなの?】ってことだ。
答えはきっと、【捨てなくていい、けど…】だと思う。
けど…の後には、「諦めないといけない」とか、「信じ続けるのは辛い」とか、「そんなに甘くない」とかになると思う。
でも、それは世間の大きな流れに負けたんじゃなくて、自分を貫けない脆弱性に由来していると感じる。
強さとは自分の中に、信じられる何かを見つけられることだ。
歳を重ねると、多くのものを背負っていかないといけなくなる。責任や立場、家族なんかも守らないといけなくなるんだろう。
いまでも、歩くのが辛いのにこれ以上何かを背負うなんて、未来に希望を見いだせるわけがない。
先人として生きる大人ならば、僕らに水を与える役目を果たしてほしい。
3、誰が夢を見させるのか
僕はよく「夢はあるのか?」って質問をされた時に、「小説家になりたい」って答える。そして続けて、「あなたは夢があるんですか?」って聞き返す。大抵の人間はここで悩む。
「夢かぁ」とか「前は〇〇をやってたけどねぇ…」
夢は前にしかないはずだろ。
どうして後ろ向きな発言しか出てこない。
夢を聞いてきた人間が、どうして後ろばかり向いている、どうして僕に希望を見せてくれないんだ。
大人が夢を見せないで、誰が夢を見せてくれるんだ
僕が小説家になりたいっていうのは、言葉に物語に、心がどうしょうもなく突き動かされて来たからだ。
夢を聞いてくる大人たちに僕が本当に聞きたいことは、「あんたの人生でこれだ!って思えるものがなにか一つでもあったのかよ?」ってことだ。
なにか自分の人生を生きていたって胸を張って言える瞬間が一瞬でもあったのかって話だ。
大学合格も就職もゴールじゃないんだ。そんなものをゴールにできる奴とは仲良くなんてなりたくない。
だから、そんなつまらないこと聞かないでくれ。
あんたらが楽しそうじゃないから、就職をしたくないんだ。
3、夢を追っている人
こういう生き方をしていると、時たまに夢を追いかけている人と出会う。
ホストをやってた時は高級車を乗り回したい人や、営業のバイトではシンガーソングライターでライブハウスでライブをして数百人呼ぶ人とか、会社を大きくして楽しいことをしたい人、いろんな人がいる。
なにかこれに人生賭けてるって、言えるような人達は目が輝いている。
それと、共通しているところは、どこか怒りに近いものを感じることだ。その怒りの対象は、足を引きずってくる周りや上手く生きられない自分であったり、やりたいことに全力を向けられないことであったりする。しかし、そういう人は僕のことを気に入ってくれる。一緒に頑張っていこうって励ましてくれる。
それが楽しくて人との出会いに感謝をする瞬間だ。
でも、僕はあまり他人の夢には干渉しないようにしている。それは自分の足をすくわれることになるかもしれないし、僕の夢に対する熱量を利用されるかもしれない。
正しく人を疑うことを身に着けていきたい。
お前らは僕の先に生きていない
夢も語れない、未来に対する賭けもしていない、流されているだけに気が付かない人間が多い。そんな奴らは僕らの未来の姿なんかでは絶対にない。目の輝きだけだも失わなければ上出来。何度でも立ち上がることが出来れば見つけて、収まるところもあるだろう。だから、自分を信じている。
この怒りも想いも不安も、全てが僕が愛している。
就活も受験も転職とかの前に、まずは自分の人生を最高に旅しよう。
最高の人生だって言えるように後悔のないように!
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