マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」創刊10周年を記念して、「少年ジャンプ+読切アニメ化プロジェクト」が始動!
「少年ジャンプ+」の読切マンガから、アニメ制作会社の<WIT STUDIO>、<CONTRAIL>、<Production I.G>がそれぞれ1作品ずつ制作を担い、アニメ化することが決定しました。
集英社が2014年9月より運営するマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」は、スマホ時代にあったマンガメディアとして3000万ダウンロードを超え、『SPY×FAMILY』『怪獣8号』『ダンダダン』といった大ヒットマンガを創出してきました。2024年9月には、創刊10周年を迎え、これを記念した様々な企画を展開中です。
創刊10周年企画の一環として、昨年10月には、ポータルサイト「読切ディスカバリー」をオープン。同サイトでは、「少年ジャンプ+」でこの10年間に配信された2,000本を超える読切作品を掲載し、漫画好き著名人たちのインタビューやレコメンド、公開年度別のランキング、全読切作品一覧など、多種多様な切り口の出会い方や探し方を用意しています。
こうした読切作品にフォーカスした企画を行ったのには、理由があります。映画化された『ルックバック』(藤本タツキ・著)をはじめ、「少年ジャンプ+」では、積極的に読切作品を掲載してきました。
漫画家のみなさんの創作を応援するという方針のもと注力し、あるときは連載デビューを目指す新人の登竜門として、あるときは実績ある漫画家のチャレンジの場として機能してきました。
そうして掲載数を増やしてきた結果、近年では年間200本以上の作品を掲載。いずれも漫画家の情熱が込められた意欲作ばかりで、読切作品の積極的な掲載は、「少年ジャンプ+」の特色の一つとして、漫画家、読者の方からも認知されるほどとなりました。
そして、この度「少年ジャンプ+」の特色となった珠玉の読切マンガから、アニメ制作会社の<WIT STUDIO>、<CONTRAIL>、<Production I.G>がそれぞれ1作品ずつ制作を担い、アニメ化することが決定しました。
どの作品をアニメ化するのか、本アニメ化プロジェクトの詳細や、今後の追加情報は、「少年ジャンプ+」内、または「少年ジャンプ+」10周年公式サイトにて発表となります。
なお、本プロジェクトを企画・主導するのは、アニメスタジオ主体で企画から制作までプロデュースを行う目的で設立されたJOENが担います。
【「少年ジャンプ+」10周年公式サイト】:https://10th.shonenjumpplus.com/
【読切ディスカバリー】:https://discovery.shonenjumpplus.com/
【JOEN 公式サイト】:https://jo-en.co.jp/
「少年ジャンプ+」では沢山の読切作品を掲載してきました。その数、2000以上。なぜそんなに多くの作品を掲載してきたのか?
色々な理由があるのですが、その一つに「漫画家さんの才能を発見したい」というものがありました。
多くの新人作家さんが読切に挑戦して、そのピュアなマンガへの想い、情熱をぶつけてくれました。そして、読者に支持されるマンガが沢山生まれました。
今回はその才能の煌めきを、アニメ界の才能が更に磨き上げてくれることになりました。しかも、こんなに力があるスタジオが集まってくれたのです。
できあがるアニメも面白いに違いありません! これから徐々にみなさんに情報をお届けしていくので、ぜひ期待してお待ち下さい。
「少年ジャンプ+」では、連載マンガに加え、2000作品を超える多種多様な才能による読切マンガも多く配信されています。
それらはデジタルネイティブな発表方法により、デジタル世代の読者の心をつかんで、SNS上でのバズを生み、新たな話題作が生まれています。話数や尺に縛られず、そのマンガにあった形でアニメ化をすることで、<マンガ×アニメ>の新しい形を提案したいと思います。
多様なマンガ文化の中から新たなる才能を見つけ、それを原作として力のあるアニメクリエーター、アニメスタジオと組み合わせる“漫画家×アニメスタジオ”の魅力的な見本市を目指します。
本プロジェクトには、日本アニメ界をけん引する実力派アニメスタジオ3社が集結。
<WIT STUDIO>は、『SPY×FAMILY』『進撃の巨人』などを手がけ、緻密な作画と革新的な映像演出で常に話題を集めてきたスタジオです。
<CONTRAIL>は、『この世界の片隅に』の片渕須直監督とともに、劇場作品への深いこだわりと丁寧な映像表現で注目を集める新鋭スタジオ。
<Production I.G>は『ハイキュー!!』や『怪獣8号』など、映像と物語性を高次元で融合させた作品群で、国際的な評価を確立してきました。
この3スタジオが本プロジェクトのために結集することで、これまでにない新しいアニメーションが誕生します。
JOENとは、<CloverWorks>と<WIT STUDIO>の共同出資により設立された、アニメスタジオが主体で企画から制作までを手がけるプロデュース会社です。
2社間の連携に留まらず、様々なスタジオ・プロデューサー・クリエイターとも協働し、制作会社主導で企画立案や制作を進める【制作ファーストの姿勢】を軸に、質の高いアニメーションを継続的に生み出すための土台づくりを進めています。
そのJOENが企画する本プロジェクトは、有望な漫画家が描いた読切マンガを、既存の枠組みにとらわれない形でアニメスタジオが主体的に映像化していく挑戦です。
ファーストリリースは劇場での公開とし、その後の全世界配信を通じて、マンガ×アニメ×ユーザーが直接つながる、新しいエンタテインメント体験を生み出していきます。
企画:JOEN / 集英社
アニメーション制作:WIT STUDIO / CONTRAIL / Production I.G
<WIT STUDIO>
Production I.Gの流れを汲み、2012年6月に設立。アニメーション表現で受け手の想像を超える映像を生み出し、未体験の感動を提供するというヴィジョンを掲げる。
代表作は『SPY×FAMILY』のほか、『ムーンライズ』『進撃の巨人』『真・侍伝 YAIBA』など。緻密につくり込まれた映像美が持ち味の作品を多々送り出している。国内外から高い評価を受け、国際的にも存在感を高めている。
<CONTRAIL>
CONTRAILは、片渕須直監督の『つるばみ色のなぎ子たち』をはじめとした劇場作品を主軸に、多様な映像作品を制作するスタジオとして立ち上げられたアニメーションの企画・制作会社。
社名の「CONTRAIL」は 、「ひこうき雲」のことで、天色の空に、長く永く筋を引く白雲をイメージしている。「多くの人に、末永く愛されるアニメーション作品を作りたい。」この思いを胸に、沢山の愛情を掛け、手間暇を惜しまぬ作品制作を行っていくことを目指している。
<Production I.G>
1987年創業のアニメーションスタジオ。『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『PSYCHO-PASS サイコパス』『天国大魔境』などのハイクオリティSF作品に定評があり『イノセンス』では日本のアニメ史上初となるカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された。
緻密な表現技術は『ハイキュー!!』『黒子のバスケ』などのスポーツ・アクション表現にも発揮され、躍動感あふれるアニメーションが世界中のファンに支持されている。
<「少年ジャンプ+」概要>
2014年9月22日創刊。70作以上のオリジナル無料連載マンガを掲載し、「週刊少年ジャンプ」電子版や「ジャンプコミックス」の購読もできる、3,000万ダウンロードを超えるマンガ誌アプリ。2024年9月に創刊10周年を迎え、これを記念した企画を展開中。
🧠 編集部の感想:
「少年ジャンプ+」の創刊10周年を祝うアニメ化プロジェクトは、読切マンガの魅力を新たな形で広める素晴らしい取り組みです。WIT STUDIOやProduction I.Gなど、実力派スタジオが参加することで、期待感が高まります。多様な才能が結集し、どんな作品が生まれるのか楽しみです!
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