🔸 ざっくり内容:
はじめに
こんにちは、がわちと申します。このブログでは、経営や創業についての相談を行いながら、小規模事業者の社長に役立つ情報を共有しています。最近、認定を受けたDATA Saberを活用して、データを視覚化し、経営改善につなげる方法についてお伝えしていきます。
財務情報の視覚化
財務諸表は非常に難解です。私自身も、技術職から会計事務所に転職して簿記を学びましたが、初めは理解に苦しみました。しかし、財務3表をビジュアルで解説する本に出会い、数字が「動く情報」として捉えられるようになりました。
お金のブロックパズル
社長への説明で同じように伝えようとしたところ、理解を得るのは難しいことが多いです。そこで出会ったのが「お金のブロックパズル」です。この手法を使うことで、損益計算書やキャッシュフローをブロックとして視覚化し、直感的に理解してもらうことが可能になります。
実例を通じた可視化
例えば、ある小規模飲食店のサンプルデータを見てみましょう。一見、利益が1,000千円と問題ないように見えますが、お金のブロックパズルを使うと、実際には年間700千円の資金不足が予測されます。
必要な粗利益額の把握
ここで重要なのが、「キャッシュフローがトントンになるための必要粗利益額」です。この例では、必要粗利益額は14,000千円になります。この数字がはっきり見えることで、社長は安全な経営のためにどれだけの粗利が必要かを具体的に理解できます。
次回の予告
次回は、この必要粗利益額を基に、経営の方向性についてどのように考えるかをお伝えする予定です。お楽しみに!
🧠 編集部の見解:
初めまして、がわちです!
このブログでは、経営相談や創業相談を行っている中で感じたことや、知ってほしい情報をシェアしていきます。特に、小規模事業者の社長さんたちには、業務に役立ててもらえると嬉しいです。
DATA Saber との出会い
最近認定を取得した DATA Saber の知見を活かし、難しい財務数字を視覚化し、理解を深めるお手伝いをしています。「データで人の意思決定を支える」という生き方を目指しています。
財務情報をビジュアル化する
財務諸表って、本当に難しいですよね。かつて製造業で働いていた私も、財務の世界に飛び込んだ時は混乱しました。「減価償却」とか「固定費」って、最初は何が何だかわからなかったですから。まさに、会計に対する“壁”を痛感した瞬間です。
そこで出会ったのが、財務諸表のビジュアル化。数字が“動く情報”として理解できるのは本当に画期的でした。
お金のブロックパズル
皆さんに同じように説明しても、反応は様々です。「なるほど、ありがとうございます」という社長さまも多いので、そこで出会ったのが 「お金のブロックパズル」。これが、感覚的にお金の流れを理解するきっかけになります。
お金のブロックパズルで可視化してみる
具体的な例で言えば、小規模飲食店のサンプルデータを使って、資金不足が明らかになる様子を見せることができます。たとえ利益が1,000千円に見えても、税金や返済を考慮すると実際には「年間700千円の資金不足」になることがあるんです。
必要粗利益額を知る
このような視覚化をすると、「キャッシュフローがトントンになるために必要な粗利益額」が一目瞭然にわかります。例えば、このケースでは必要粗利益額が 14,000千円。これがわかると、社長さんは安心して経営を進める上での具体的な目標を持つことができます。
社会的影響と豆知識
このようなビジュアル化によって、経営の意思決定がより具体的かつ感覚的に行えるようになります。経営者たちが「感覚で理解」することができると、お金の管理や必要粗利益の設定などがしやすくなり、結果的に健全な経営を促進します。面白いのは、ビジュアルツールを使った経営支援が海外で多くの注目を浴びているところです。この流れは、日本でもこれからもっと浸透していくと思います。
次回は、出発点としての「必要粗利益額」から経営の方向性についてお伝えしますので、ぜひお楽しみに!
-
キーワード: 可視化
Views: 0