寝る前の絵本を読み終えたら、すぐ寝ると思っていた。でも現実はそんなに甘くなかった。絵本を閉じた瞬間から泣き出す娘。抱っこしてもダメ。布団に戻すたび、さらにギャン泣き。
「もう、お手上げだよ…」
隣の部屋で静かにしている妻に、助けを求めることもできず、ただ立ち尽くしていた。その瞬間、ふと頭に浮かんだ。
――俺、やる気がないんじゃない。知らなかっただけだ。“勝てるフィールド”がなかっただけなんだ。
父親が抱える育児の“壁”
内閣府の調査によると、父親の平日の育児時間は平均1時間34分(※令和3年 男女共同参画白書より)。一方、母親は7時間を超える。
「関わりたいのに関われない」「怒られたくなくて手を出せない」そんな気持ちのまま、寝かしつけも任せきりになっていた。
そもそも、どう段取りすればいいのかすら知らない。子どものタイミング、眠たくなる前の兆候、してはいけない声かけ──何ひとつ、教わってこなかった。
“先輩パパ”のようなアドバイス
翌日、悔しさとモヤモヤを抱えたまま「ChatGPT」に相談してみた。
「寝かしつけって、何をすればいいんですか?」
「3歳の子が寝ないとき、どんな声かけをすればいい?」
返ってきたのは、まるで“先輩パパ”のようなアドバイスだった。
「眠りに入るスイッチは“安心”です。失敗しても大丈夫。『パパもがんばってるよ』と伝えてあげてください。」
その一言に、涙が出そうになった。
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AIを使った子育てで変わった3つのこと
① 寝かしつけの段取りがわかるようになった
→ ChatGPTに「寝るまでの流れ」を聞いて、夕食~入浴~絵本~消灯までのタイミングを調整。娘が泣くタイミングが減った。
② 声かけの工夫ができるようになった
→「あと5分で絵本おしまいだよ」「今日はパパが一緒に寝るね」と事前予告と安心をセットで伝えるようにした。
③ 妻に“任せられる存在”として見てもらえた
→ 朝、「昨日ありがとうね」と妻が言ってくれた。それだけで救われた。
“正しい道具”を持っていなかった
もし、昨日の僕と同じように「寝かしつけ」で失敗して、自信をなくしているなら――
あなたはダメなパパなんかじゃない。
やる気がないんじゃなくて、“正しい道具”を持っていなかっただけ。ChatGPTは、そのひとつになる。情報をくれるだけじゃない。安心と、前に進む力をくれる存在だ。
変わるきっかけは、いつだって小さな一歩
昨日の夜、泣かせてしまった。それでもいい。
今日、この記事を読んだあなたが「次はどうすればいい?」とChatGPTに聞いてみるだけで、それはもう、立派な一歩。
寝かしつけだけじゃない。パパが変われるフィールドは、ちゃんとある。
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