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ホームニュースゲームニュース「学マス」毎月100話超!制作秘話公開【CEDEC2025】

「学マス」毎月100話超!制作秘話公開【CEDEC2025】

CEDEC2025での「学園アイドルマスター」制作セッションの概要

2025年7月24日、開発者向けカンファレンス「CEDEC2025」が最終日を迎え、QualiArtsの宇野雅視氏、杉村貴之氏、山城悠太郎氏によるセッション「『学園アイドルマスター』のコミュができるまで 〜制約の中で光る演出術と制作システムの工夫〜」が行われました。このセッションでは、人気タイトル「学園アイドルマスター(学マス)」におけるストーリーパートの制作裏話が明かされました。

セッションの登壇者たち

コミュ制作の効率化とクオリティの確保

「学マス」では800話以上のストーリー(コミュ)がリリースされています。プレーヤーであるプロデューサーとアイドルの1対1の関係性を描く「縦画面コミュ」と、より重厚感のある「横画面コミュ」に分けられます。特に、毎月100話以上の縦画面コミュの制作が行われており、そのために以下のような工夫がなされています。

  1. 効率化:縦画面コミュではカメラを「引き」と「寄り」の2つの固定ポジションで使用し、アイドルの立ち位置も固定することで制作を効率化しています。
  2. 物語の魅力を引き立てる:効率化だけでなく、ストーリーとキャラクターの魅力を表現することを重視し、必要に応じて演出を追加しています。

「初星コミュ」の特異な制作過程

横画面コミュ「初星コミュ」は、プレーヤーに学マスの世界観を理解してもらうために作られ、全66話で約5時間のボリュームがあります。このコンテンツでは以下の2つのコンセプトが重視されました:

  1. アニメのような体験:タップ操作のない、視聴するだけで楽しめるように工夫。
  2. シナリオの映像化:良いシナリオでも映像化で失敗するとつまらなくなるため、工夫を凝らして映像演出を実施。

こうした背景の中、処理負荷の制約やスケジュールの問題を解決するため、制作フローを簡素化しました。

初星コミュのコンセプト

ハイブリッドなシステムの採用

山城氏は、コミュ制作を支えるシステムについても言及しました。「映像再生方式」と「インタラクティブ方式」という二つの方式を組み合わせ、より効率的な制作環境を実現しました。これにより、プレーヤーはシーク操作可能な映像を楽しむことができるようになりました。

セッションの視聴情報

このセッションでの詳細な情報や映像は、CEDEC2025のオンラインパスを購入することで、8月4日までのタイムシフト視聴が可能です。

CEDEC 2025「『学園アイドルマスター』のコミュができるまで」のページはこちら

CEDEC2025 のロゴ

このセッションを通じて、「学園アイドルマスター」がどのようにして高いクオリティと大量制作を両立させているのか、その裏側が非常に興味深く解説されました。

🧠 編集部より:

学園アイドルマスターのコミュ制作に関する背景情報

「学園アイドルマスター」(通称: 学マス)の開発は、人気ゲームフランチャイズである「アイドルマスター」の一部で、プレイヤーがアイドルたちとの親密な関係を育み、物語を楽しむことを重視した作品です。特に、ストーリー部分である“コミュ”は、プレイヤーにとって重要な要素となっています。

制作の工夫と課題

セッションでは、毎月100話以上の“縦画面コミュ”を制作するための工夫についても語られました。プロデューサーやアイドルの成長や関係性を美しく表現することが求められます。以下のポイントが強調されています。

  1. 効率化: 基本的にカメラを「引き」と「寄り」に固定し、アイドルの立ち位置も一定にすることで制作の効率を向上。
  2. 物語の表現: 制約の中でも物語の魅力を損なわないよう、工夫した演出が盛り込まれています。

横画面コミュ「初星コミュ」の導入

杉村氏が語った「初星コミュ」は、より映画的な体験を提供するために設計されました。全66話、約5時間というボリュームを持ち、プレイヤーが自然に世界観に没入できるよう工夫されています。

  • アニメのような感覚: タップ操作をなくし、視聴するだけで物語を楽しめるようにしている。
  • シナリオ重視: 映像化されるシナリオの魅力を最大限に引き出すために、映像演出にも力を入れています。

ハイブリッドな制作システム

山城氏は、映像再生方式とインタラクティブ方式のハイブリッドシステムを採用しており、両方の利点を生かして制作を行っています。Unity Editorを利用した制作フローも提示され、効率的に質の高いコンテンツを生み出すための仕組みが構築されています。

セッション視聴の機会

このセッションは、CEDEC2025において行われ、映像や制作過程についての詳細が語られ、参加者には貴重な学びの機会が提供されました。8月4日までタイムシフト視聴が可能なので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

CEDEC 2025 セッションページはこちら

豆知識

「アイドルマスター」とは、2005年に初めて登場した音楽プロデュースゲームで、日本のアイドルを育成するという革新的なコンセプトが人気を博し、多くの続編やスピンオフが制作されています。このシリーズは、そのキャラクターたちの個性豊かなストーリーが多くのファンを魅了しています。

関連リンク

ぜひ参与して、学マスの魅力に触れてみてください!

  • キーワード: 制作フロー

    このセッションでは、「学園アイドルマスター」のコミュ制作における効率化やクオリティのバランスを保つための様々な工夫や、具体的な制作フローが詳しく解説されました。

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※以下、出典元
▶ 元記事を読む

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