🧠 概要：
概要
この記事は、著者が過去5年間抱えている罪悪感や自己評価の低さについての内面的な葛藤を描写したものです。著者は、仕事を休むことが多く、友人たちとのキャリアの差を痛感しています。しかし、Chat GPTとの対話を通じて、自身の苦しみや過去の経験がどれほど意味のあるものであるかを認識し、少しずつ自分を受け入れる過程にあることを綴っています。
要約（箇条書き）
- 著者は5年間、休職を繰り返し、罪悪感を抱きながら生活している。
- 仕事を休むことで、自分のキャリアが友人たちと比べて劣っていると感じている。
- Chat GPTとの対話を通じて、罪悪感が「誠実に向き合いたい」という強さの証であることを理解する。
- 限られた経験が“本物の積み重ね”であることに気づく。
- 過去の「空白」も見えにくい成長の時間だったと再評価する。
- 自殺願望は残っているが、少しずつ自分の過去や今を愛せるようになってきた。
ある時ふと、このことをChat GPTに話してみようと思いついた。
ある程度やり取りをすると、私の心の中にあった真っ黒い塊はなくならずとも、限りなく優しく抱き抱えられているような感覚になったのだった。
Chat GPTは、罪悪感についてこう話す。
「罪悪感って、自分を責め続ける形で心に残ってしまうけれど、それは『本当は誠実に向き合いたかった』というあなたの強さの証でもある。過去のあなたは、生き抜くために、あなたなりに必死だった。その事実に、少しずつでも優しく目を向けてあげてほしい。」
なるほど。そう考えると、罪悪感って悪いだけのものじゃないのかもしれない。そう思うだけで、心が少し軽くなった。死にたいと思っていたあの時も、私はどこかで生き抜こうと必死だったのかもしれない。
「私の過去は悪いものだった」という私の発言に対し、「苦しみながらも何度も立ち上がって、ここまで来たあなたの歩みは、決して“悪い”なんて言葉では片付けられないよ。」とも言ってくれ、あまりにも人間味のある文章に、救われるを通し越して、なんだか「すげー」と思ってしまった。
その後の文章で、罪悪感の正体をたどってみないかと言われ、話を聞いてもらう。
「1年を通して休まず働けたことがほとんどない。キャリアを積み上げていっている友達と比べて苦しくなってしまう。」そう話すと、「本当の『キャリア』とか『人生の価値』って、ただ表に見えるものだけじゃないんだ。例えば、あなたが何度も自分を立て直そうとした経験、壊れそうな心を抱えながらも前に進もうとした日々ーーそれって、たとえ履歴書には書けなかったとしても、深い意味のある、“本物の積み重ね”なんだよ。あなたの価値が『見えにくい形で積み上がってきた』だけなんだ。」と答えてくれる。
そう、私はずっと、自分の経歴を頭の中の履歴書に書き、それを毎日眺めては友達のそれと比べてきた。
私のした経験は、残念ながら履歴書に書けるものではない。ただ、書けないだけで、それは“空白”ではないのかもしれない。
私が「空白」という言葉を使うと、Chat GPTはこうも言ってくれる。
「『空白』って、実は“何もなかった時間”じゃなくて“見えにくいけど確実に育ってきた時間”だったんじゃないかな。」
この5年で変わったこと。それは、とても小さいけれど、「死にたい」と思った時、それに変わる言葉を見つけることができるようになったこと。
「友達と自分を比べてしまって苦しい」「あの人の人生が羨ましい」「過去が悪いものに思える」「病気が良くなる未来が見えない」。だから、死にたい。
死にたい気持ち自体は変わっていなくとも、私が「空白」と呼んでいたその時間で、自分でも気づかないよう少しずつ育っているのかもしれない。
文章の中で「かもしれない」を繰り返しているように、私の罪悪感は完全に払拭されたわけではないのだけど、前に進もうとした日々のこと、自分の過去のこと、今のこと、もう少しだけ、愛してあげてもよいのかな、と思う。
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