金曜日, 6月 13, 2025
- Advertisment -
ホームニューステックニュース「共産党と戦うスマホゲーム、香港で禁止!?」

「共産党と戦うスマホゲーム、香港で禁止!?」


🔸 ざっくり内容:
2025年6月12日、香港の国家安全部は、台湾やウイグルなどのキャラクターを使って共産主義と戦うスマートフォンゲーム「逆統戦:烽」のダウンロードを禁止したと発表しました。このゲームは、特定の民族や地域の独立・抵抗をテーマにしており、プレイヤーは共産党政権を転覆させるために戦うという内容になっています。

ゲームを開発したESC Taiwan社は、プレイヤーに多様な選択肢を提供し、共産党に対抗するキャラクターの中には、フィリピンでの浸透工作を防ぐ任務に使われるキャラクターや、インドに亡命したチベット人をテーマにしたキャラクターが含まれています。また、「日本皇国」という架空の国も登場し、ゲームの中で特異な背景が展開されます。

香港警察は、このゲームが国家分裂を促進し、共産党に対する敵意を煽る可能性があるとして国家安全法に基づいて規制を行い、関連出版物の所持が犯罪と見なされるとの警告を発しました。これにより、ゲームをダウンロードした場合、扇動的な意図を持つと見なされるリスクが生じます。

この規制は、国家安全法がメディアや抗議活動だけでなく、新たな領域にまで適用される姿勢を示しており、ゲームが初めて国家安全法の取り締まり対象となる事例です。これに対し、ESC Taiwan社は警告後に急増した検索数を「無料の宣伝」として感謝の意を示しました。

全体的に、この出来事は香港における政治的自由や表現の自由の厳しい制約を反映しています。

🧠 編集部の見解:
この「逆統戦:烽」の話題、自分としては非常に興味深いです。スマホゲームが国家安全法によって制限されるなんて、まさに現代の表現規制の象徴ですよね。台湾やウイグル出身のキャラクターを使って「共産勢力」と戦う内容は、自由や独立を掲げる人々の苦しみを反映しているとも言えます。

このゲームが香港警察に禁止された理由は、国家分裂主義を煽る意図があるというものでした。やはり、共産党政権の下では言論や文化、エンターテイメントに対する規制が厳しくなる傾向があります。実際、香港では国家安全法施行以降、表現の自由がどんどん狭まっています。この法は、単なる言論規制にとどまらず、メディアやゲーム、さらには日常生活にも影響を及ぼしています。

面白いのは、このゲームがリリースされると同時に、香港の検索トレンドで「逆統戦」という言葉の検索数が1000%も増加したという事実です。これは、政府の規制が逆にユーザーの興味を引き、プロモーションにもなってしまうという皮肉な結果を生んでいると言えるでしょう。

背景として、台湾の企業が制作したこのゲームは、あくまで「フィクション」であるという姿勢を保っていますが、実際の世界情勢を踏まえた内容で、プレイヤーに強いメッセージを伝えています。言論の自由を掲げつつもフィルタリングをしていないという点が特に興味深いです。結局、ゲームを通して政治や歴史に目を向けさせられるのは、今の世の中において重要なことなのかもしれません。

一方で、こうした規制がクリエイティブな発想や新しい表現方法を阻むこともあると思います。このような問題が、今後どう進展していくのか非常に気になりますね。

  • キーワード: 国家安全法

    このゲームが香港で禁止された理由は、国家安全法によるもので、特に国家分裂を煽る内容が問題視されています。


逆統戦:烽 をAmazonで探す

スマートフォン用ゲーム をAmazonで探す

シミュレーションゲーム をAmazonで探す


※以下、出典元
▶ 元記事を読む

Views: 0

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

- Advertisment -