月曜日, 5月 19, 2025
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「公開して終わり」じゃない!初心者がWebサイト完成後に躓きやすい7つの問題とその対処法Yoshitaka Kai

🧠 概要:

概要

この記事では、初心者がWebサイトを公開後に直面しがちな7つの問題とその対策を詳しく解説しています。公開後もサイトの価値を保つためには、運用やメンテナンスが不可欠であることが強調されています。問題ごとに具体的な状況、原因、対処法が説明されています。

要約の箇条書き

  • 問題1:スマホでのデザイン崩れ

    • 原因:レスポンシブデザイン未対応、大きな画像サイズ、固定レイアウト
    • 対処法:モバイル対応テーマの選択、@mediaクエリ使用、画像サイズ調整
  • 問題2:検索エンジンでの非表示

    • 原因:インデックス未登録、noindex設定、薄いコンテンツ
    • 対処法:Google Search Consoleに登録、インデックス設定確認、定期的なコンテンツ更新
  • 問題3:表示速度の遅さ

    • 原因:大きな画像、不要なプラグイン、低いサーバー性能
    • 対処法:画像圧縮、プラグイン削除、高性能サーバーへの変更、キャッシュプラグイン導入
  • 問題4:スパムメールの増加

    • 原因:bot対策未実施、平文メール表示
    • 対処法:reCAPTCHA導入、メールアドレスの表示方法変更
  • 問題5:メンテナンス不足でのエラー

    • 原因:バックアップ未実施、バージョン不整合、自動更新の放置
    • 対処法:バックアッププラグイン使用、手動バックアップ、テスト環境での確認
  • 問題6:SNSとの連携未実施

    • 原因:リンク設置忘れ、OGP未設定、自動投稿未導入
    • 対処法:SNSリンク設置、OGP設定、自動連携プラグイン導入
  • 問題7:更新の怠慢

    • 原因:更新構成の複雑さ、ネタ不足、作業環境未整備
    • 対処法:更新しやすい構成、更新スケジュール作成、スマホアプリの活用
  • 結論:Webサイトは「作って終わり」ではなく、定期的な運用が重要。初心者はこれらの問題を事前に知っておくことで対処しやすくなる。サイトの価値を高めるために焦らず育てる姿勢が大切。

「公開して終わり」じゃない!初心者がWebサイト完成後に躓きやすい7つの問題とその対処法Yoshitaka Kai

Webサイトをなんとか作り終え、「よし、これで終わった!」と安心したのも束の間。実はWebサイトは公開してからが本番です。とくに初心者の方は「こんなはずじゃなかった…」という問題に直面することが多く、そのたびに右往左往してしまいます。

この記事では、初心者がサイト公開後によく困る具体的な問題と、どう対処すればいいのかをわかりやすく解説します。

問題1:スマホで見るとデザインが崩れている

よくある状況

パソコンで確認したときは綺麗に見えていたのに、スマートフォンで見るとレイアウトが崩れていたり、文字が読みにくくなっている。

原因

  • モバイル対応(レスポンシブデザイン)がされていない

  • 画像サイズが大きすぎる

  • 表やカラムが縮まらないレイアウトになっている

対処法

  • WordPressのテーマであれば「モバイル対応済」のものを選ぶ

  • CSSで@mediaクエリを使い、画面サイズに応じたデザインを調整する

  • 画像は最大幅100%で表示されるようCSSで制御する

  • 無料ツール「Responsively」やブラウザの開発者ツールで事前チェックを行う

問題2:Googleで検索しても自分のサイトが出てこない

よくある状況

「自分の名前+サービス名」で検索しても、サイトが全然出てこない。

原因

  • Googleにサイトが認識されていない(インデックスされていない)

  • noindex設定がされている

  • コンテンツが薄くて評価されにくい

対処法

  • Google Search Console にサイトを登録して、インデックス登録リクエストを出す

  • WordPressの場合、「検索エンジンによるインデックスを許可する」設定がONになっているか確認

  • 定期的にブログやお知らせ記事を更新して、サイト内の情報量を増やす

問題3:表示が遅くて、離脱率が高くなる

よくある状況

アクセスしても表示に5秒以上かかる。ユーザーが途中で離れてしまう。

原因

  • 画像の容量が大きすぎる

  • 不要なプラグインが多すぎる

  • サーバーの性能が低い

対処法

  • 画像はWebPやJPEGで圧縮。TinyPNGなどのツールを活用

  • 使用していないプラグインを削除

  • サーバーをライトなものからエックスサーバーやConoHa WINGなどに変更する

  • キャッシュ系プラグイン(例:WP Fastest Cache)を導入して速度改善

問題4:お問い合わせフォームからスパムが来るようになった

よくある状況

メールフォーム経由で英語の変なスパムが大量に届く。

原因

  • reCAPTCHAやbot対策が未実装

  • メールアドレスを平文で表示している

対処法

  • Google reCAPTCHA(v3)をフォームに導入する

  • WordPressなら「Contact Form 7 + reCAPTCHA」がおすすめ

  • メールアドレスは画像にするか、「@」を「(アットマーク)」などに変えて掲載

問題5:定期的にメンテナンスしないとサイトが壊れる

よくある状況

プラグインやテーマを更新したらサイトが真っ白に!どうすればいいかわからない。

原因

  • バックアップを取っていない

  • バージョンの不整合(WordPress本体とテーマ・プラグイン)

  • 自動更新に任せっきり

対処法

  • 必ずバックアッププラグイン(UpdraftPlusなど)を入れておく

  • 更新前に手動でバックアップを取る習慣をつける

  • ローカル環境またはステージング環境でテストしてから本番反映する

問題6:SNSと連携ができていない

よくある状況

SNSは持っているけど、サイトにボタンがなかったり、自動投稿できていない。

原因

  • SNSのリンク設置を忘れている

  • SNS用OGP(Open Graph Protocol)が未設定

  • 自動投稿プラグイン未導入

対処法

  • サイトのヘッダーやフッターにSNSリンクを設置

  • 「All in One SEO」などでOGP設定をする

  • WordPressなら「Jetpack」や「Blog2Social」で自動連携が可能

問題7:更新が面倒で放置してしまう

よくある状況

最初はやる気満々だったが、数ヶ月経つと更新が面倒で手が止まる。

原因

  • 更新に時間がかかる構成になっている

  • ネタが思いつかない

  • 作業環境が整っていない

対処法

  • 更新しやすい構成にする(例:お知らせは投稿機能で対応)

  • 月1回でいいから更新スケジュールを立てる

  • スマホからでも更新できるようWordPressアプリを活用

おわりに:サイトは“育てる”もの

Webサイトは「作って終わり」ではなく、運用・保守しながら価値を高めていく資産です。初心者のうちは、ちょっとした不具合にも焦ってしまうかもしれません。でも、それは誰もが通る道。今回紹介したような問題は、事前に知っておくだけでもかなり対処しやすくなります。

焦らず、少しずつで大丈夫です。あなたのWebサイトが、訪れた人にとって価値あるものになるよう、丁寧に育てていきましょう。



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