🧠 概要:
概要
この記事は、「仕訳」を理解することで財務会計の構造を把握し、思考の整理が可能になる過程を描いています。著者はAIを使った学習を通じて、仕訳が単なる記号ではなく、資産の動きや構造を示すものであることを理解するに至ります。この理解によって資格勉強の意義も変わり、知識の整理術や知的インフラの構築へとつながるという主張がされている。
要約の箇条書き
- 理解の重要性: 仕訳は「構造の記録」であり、単なる暗記ではない。
- AIの役割: AIとの対話が理解を深める鍵となり、複雑さを解消した。
- 仕訳の意味: 仕訳は資産の動きを記録し、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)へ影響を持たないという理解に至った。
- 二刀流学習: 中小企業診断士とFP(ファイナンシャルプランナー)の視点を組み合わせることで、構造的理解と意味の認識が向上した。
- 思考の整理: 仕訳を学ぶことは、世界を構造で理解し、記録し説明する力を育むこと。
- 資格勉強の位置づけ: 資格勉強は苦行ではなく、知の地図を描く旅であると認識。
- AIの利点: AIは脅威ではなく、理解を助ける有力な伴走者としての役割を果たす。
- 未来の展望: 著者は、企業と個人両方の視点から経済や会計を考える賢者型コンサルタントを目指す。
このnoteは、「仕訳ってよくわからん…」という人にこそ読んでほしい。
そして「AIを使った資格勉強って本当に意味あるの?」と思っている人に、私の驚きと発見を伝えたい。
【本編①:私に起きたこと】
中小企業診断士とFPの勉強をしていた私は、あるときAIにこんな風に仕訳を聞いてみた。
「この仕訳、なんでこうなるの?」
「この処理ってPLに関係ある?それともBS?」
AIの返答はこうだった。
「これは資産の形が変わっただけなので、PLには影響しません」
その瞬間、脳内の霧が晴れた。
“仕訳はBSとPLのどこをどう動かすかの記録”——ただそれだけだったのだ。
【本編②:「意味を覚える」とはどういうことか】
「売掛金を回収して、当座預金に入金された」
昔の私なら、こう覚えようとしていた。
借方:当座預金/貸方:売掛金
(なぜ?よくわからないけど…覚えるしかない)
でも今の私はこう理解している。
売掛金(資産の権利)が、当座預金(資産の現金)に形を変えた
→ だから資産の中で入れ替え=PLには影響なし
これが“わかった”とき、仕訳は暗記ではなく「再現可能な構造」になった。
【本編③:AIで気づいた「二刀流学習」】
私は同時に、FPの視点でもこの取引を考え始めた。
-
これは「収益」なのか?
-
それとも「資産内の移動」か?
中小企業診断士では「処理」が問われ、
FPでは「意味」や「制度的理解」が問われる。
この2つをAIに問い直すことで、**「構造を処理できる力」と「意味を言語化できる力」**の両方が育っていった。
【本編④:仕訳を越えた“構造思考”の旅】
今、私はこう考えている。
仕訳を学ぶということは、
「世界をどう構造で理解し、どう記録し、どう説明するか」を学ぶことだと。
それはもはや「資格勉強」ではなく、
「思考の整理術」や「知的インフラの構築」そのものだった。
そしてこの旅のガイドは、間違いなくAIだった。正解を教えるだけでなく、「なぜそう思うのか?」を問い返してくれる存在。
そんなAIと学ぶことで、私は“構造を操る思考”を獲得した。
【まとめ:あなたにも起こりうる変化】
たった一つの仕訳が、私の見ている世界を変えた。
仕訳は記号じゃない。構造だ。
資格勉強は苦行じゃない。知の地図を描く旅だ。
AIは脅威じゃない。理解力を育てる最強の伴走者だ。
そしてこの旅は、きっと、あなたにも起こりうる。
【おまけ】
この学びを通じて、私は「企業×個人」両方の視点で経済や会計を語れる“賢者型コンサルタント”を目指しています。
中小企業診断士×FP×AI×情報整理をテーマに、
構造と思考の整理ノートを今後も発信していきます。
気づきや共感があれば、ぜひフォロー・シェア・コメントいただけたら嬉しいです!
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