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「ルゥルルルルルゥ~」新型フェラーリ「美しすぎる12気筒」のオープンモデルで最も感激したこと【試乗記】 - CAR and DRIVER 注目カー・ファイル

「ルゥルルルルルゥ~」新型フェラーリ「美しすぎる12気筒」のオープンモデルで最も感激したこと【試乗記】フェラーリ・ドーディチ・チリンドリ・スパイダー 価格:8DCT 6241万円 Photo:Ferrari

ドーディチ・チリンドリ・スパイダーは、フェラーリ自らが「ひと握りの人のために作られたモデル」と形容するスペシャルな存在。V12という極めて特別なエンジンを愛し、オープンエア・ドライビングを満喫したい“通”のために開発された。フロントミッドに搭載するF1技術を導入したパワーユニットはバンク角65度の6.5L・V型12気筒DOHC48V。830CV/678Nmの圧倒的なパワーを発揮し、9500rpmの超高回転を許容する。その極上のエンジンと、あくまで華麗で美しいスタイリング、そして刺激的なドライビング・パフォーマンスは、跳ね馬の頂点と呼ぶに相応しい。マラネッロの過去/現在/未来のすべてが体感できる極上マシンである。最高速340km/h、快適性も格別な1台をリスボンで全開にした。

最良のGTであり最良のスポーツカー
最もフェラーリらしいフェラーリ

 ドーディチ・チリンドリ。イタリア語で「12気筒」。あまりにも直球勝負の名前に度肝を抜かれたのは2024年春のこと。ベルリネッタ(クーペ)とスパイダーが同時に発表され、秋にはクーペの国際試乗会が開かれた。そろそろクーペのデリバリーが始まろうとしている最中、今度はオープンモデルの生産もスタートするということで、スパイダーの試乗会が開催された。

 2シーターFRのドーディチ・チリンドリは、最良のGTであり最良のスポーツカーである。マラネッロのロードカーラインアップにおいて、そのポジションはズバリ、“核心”。つまりブランドのステートメントモデルだ。最もフェラーリらしいフェラーリと表現できる。

 当然だ。そもそもフェラーリは、1946年にまずは新たなV12エンジン(ジョアッキーノ・コロンボ作)の開発に成功したエンツォ・フェラーリによって47年にマラネッロで設立された。以来しばらくはV12エンジンのFRレーシングカーやロードカーのみを作り続けていたのだから。フロントミッドには812コンペティツィオーネ用のF140HB型をさらに改良した発展版のF140HD型V12DOHC48Vが積ま れ、トランスアクスル方式の8速DCTを組み合わせる。65度のVバンク角と6.5Lの排気量、そして最高出力830cvという数値はそのままに、最高回転数は9250rpmから9500rpmにまで引き上げられた。最大トルクこそ少し落として678Nmだが、低回転域でのトルク特性をチューニング。アスピレーテッド・トルク・シェイピング(ATS)という秘密兵器も相まって、落としたトルク数値など気にならないことはすでにベルリネッタの試乗で確認している。

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