2025-07-08
ニュース
アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は、うつほの杜学園小学校(和歌山県田辺市)で行われる『モルモットがしあわせに暮らせるおうちづくり』の授業に協力します。本取組は、両者の連携協定に基づくもので、これまでもパークを活かした学びを共に創出してきました。同校では、さまざまな教科を横断しながら学ぶ独自科目「探究」を設けており、その一環として本授業が行われます。
児童たちは、モルモットにとってしあわせなおうちを考え、実際に作る活動を通して、命や暮らしに目を向けながら「生命のつながり」を主体的に学び、自分なりの答えを見つけていきます。
授業に先立ち、アドベンチャーワールドはオンラインを通じて、モルモットが現在暮らしているおうちの様子や好きな場所を紹介し、おうち作りに使える素材などに関する質問にもお答えしてきました。
授業当日は、飼育スタッフがモルモットとともに学校を訪問し、児童が考えた理想のおうちでモルモットがどのように過ごすのかを見守ります。
パークとオンラインで繋ぎ観察している様子
「探究」授業『モルモットがしあわせに暮らせるおうちづくり』について
開催概要
■日時2025年7月9日(水)
午後1時55分~午後3時30分
■場所うつほの杜学園小学校(和歌山県田辺市中辺路町川合1451)
2F通常の教室(月)
■対象
うつほの杜学園小学校 1学年児童
授業内容
- モルモット飼育スタッフによる自己紹介
- モルモットとのふれあい体験
- 児童が事前に制作したモルモットの「おうち」でモルモットがどのように過ごすのかを観察
- 観察をもとに、児童とスタッフが協力して「おうち」をブラッシュアップ
- 再度、モルモットの様子を観察して変化を確認
うつほの杜学園について
「うつほの杜学園小学校」は、パークのほど近く、熊野古道の通る和歌山県田辺市中辺路町にこの春新しく開校した私立小学校であり、「いっしょに学ぼう、創ろう、冒険しよう」をモットーに自然豊かな環境で世界、地域、自然とつながる探究型グローカル教育を展開しています。同校は「国際バカロレア(*1)」のPYP(Primary Years Programme)候補校に認定されており、これに基づいた探究的な学びを提供しています。
アドベンチャーワールドを運営する株式会社アワーズは、設立の計画時から「うつほの杜学園」の理念に賛同し、2024年2月に連携協定を締結。これまでにもワークショップ等でパークの資源を生かした探究的な学びを共創してきました。
(*1)国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)とは多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的とし、1968年に国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)によって設置された国際的な教育プログラムです。チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる子どもを育成し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けるとともに、ディプロマプログラム(DP)では国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を設け、大学進学へのルートを確保しています。グローバル人材育成の観点から文部科学省でも国内での普及・拡大を推進しています。IBは「初等教育プログラム(PYP)」、「中等教育プログラム(MYP)」、「ディプロマプログラム(DP)」の3つのプログラム(および「IBキャリア関連教育サーティフィケイト」)からなり、これらを実施することができるのは、国際バカロレア機構に認定された学校のみです。
関連情報
記事の執筆者
- Minima編集部
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なお編集部のペットはクレステッドモルモット。実体験に基づいた、確かな情報をお伝えしていきます。
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編集部の感想:
この取り組みは、子どもたちが動物の幸せについて考えながら学べる良い機会ですね。モルモットのために理想の住まいを作ることで、命の大切さを実感できるのも素晴らしいです。アドベンチャーワールドとの連携が教育に新しい視点をもたらしていると思います。
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