本日（2025年4月17日）22：00に配信された「マリオカート ワールド Direct」では，注目の任天堂新ハード・Nintendo Switch 2と同日に発売される「マリオカート ワールド」の情報が約15分にわたって公開された。
グローバルなレース体験を掲げる本作がどのような進化を遂げたのか，同配信で公開された情報をまとめてお届けしよう。
初報や先行プレイレポートでお伝えしたとおり，「マリオカート ワールド」では“世界がレースの舞台になる”をテーマに，地域ごとに特色あるコースが登場する。レース中に天候や時間帯がリアルタイムで変化するなど，よりダイナミックなゲーム体験を実現しているのが特徴だ。
配信では新たなコースとして，荒野の中心に位置する「マリオブラザーズサーキット」のほか，都会が舞台の「トロフィーシティ」，水路もコースとなる海辺の街「ソルティータウン」，雪山にそびえる施設「ロゼッタてんもんだい」，映画の世界に飛び込んだかのようなモノクロな空間が登場する「おばけシネマ」などが紹介された。
従来作に登場した懐かしいコースも収録され，またある条件を満たすと“レインボー”な特別なコースが登場するようだ。
新キャラクターとしてはクリボー，ガボン，話題のウシが紹介され，映像内ではサンボやペンギンの姿も見られた。なお試遊で確認できたキャラクターは60体。そのほかのキャラクターの詳細も気になるところだ。
新アイテムとしては，投げるとコインが出る「ゴールデンこうら」，相手を凍らせる「アイスフラワー」，放物線を描き飛んでいく「ハンマー」，巨大化＆スピードアップする「きょだいキノコ」，ジャンプアクションが可能な懐かしの「ハネ」，魔法で混乱を起こす「カメック」などが確認できた。
新アクションとしては，高くジャンプして壁や電線の上などに飛び移って走行できる「チャージジャンプ」が登場。また，自分の走りを巻き戻せる「リワインド」機能もあり，コース取りの練習に使えそうだ。なおほかのプレイヤーには影響しないので，使い過ぎには要注意だ。
地域によって登場する料理を食べることでコスチュームチェンジできる要素もあり，ビジュアル面での楽しさも広がっている。
タイムアタックやVSレース，バトルの「ふうせんバトル」「あつめてコイン」といったおなじみのモードも健在。VSレースでは複数コースをまたいでの対戦もでき，またチーム戦は最大4チームの対戦に対応している。
「フリーラン」モードでは，コースアウトの概念がなく，自由にドライブできるのが特徴だ。川や海，砂漠，高所などをのびのび走行でき，Pスイッチを押すことでミッションがスタートする。隠しコインやハテナパネルなど探索要素もあるようだ。
フリーラン中は写真撮影も可能で，目線やポーズ，装飾を自由に設定できる。
マルチプレイは，1本で最大4人までの画面分割プレイに対応。ローカル通信は最大8台，オンラインではフリーラン中に世界のいろいろな場所で待ち合わせが可能だ。
同配信を見逃したという人は，公開されているアーカイブでチェックしておこう。世界を駆ける，新しいマリオカートは2025年6月5日発売。発売までまだ少しあるが，今後の情報展開も楽しみなところだ。
