新型コロナウイルスの感染拡大の教訓をふまえ、世界の感染対策の強化を目指した国際条約、「パンデミック条約」は12日、採択に向けた条文案が大筋で合意されました。条文案には、途上国でのワクチンや治療薬の生産能力を強化することや、ワクチンなどの開発を加速させるため、病原体の情報を各国の間で共有する枠組みを立ち上げることなどが盛りこまれています。ただ、条文案の一部の表現をめぐり、まだ折り合いが付いておらず、各国は来週も会合を設けることにしていて、WHOは、来月予定されている年次総会で、正式な採択を目指しています。
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