土曜日, 5月 24, 2025
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「ナイト・オン・ザ・プラネット」で流れる夜を眺めよう。ヨシオカハルカ

🧠 あらすじと概要:

あらすじ

「ナイト・オン・ザ・プラネット」は、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5つの都市で同時に走るタクシーの中で展開されるオムニバス形式の物語です。それぞれの都市で、異なる運転手と乗客の出会いを描き、若い運転手が大物エージェントを乗せたり、言葉が通じない運転手が苦労したり、盲目の女性客との口論など、様々な人間模様が描かれています。夜空の下、同じ時間に起こる出来事の中で、コミカルで印象的な瞬間が展開されます。

記事の要約

映画の感想文では、同じ夜に繰り広げられる5都市のタクシーの物語を紹介しています。特にニューヨークのエピソードが印象的で、運転手と乗客の間に生まれる奇妙な友情が描かれています。ジム・ジャームッシュの作品におけるコミカルさがわかりやすく、過去の作品よりも観やすいと感じた著者は、一瞬だけ重なり合う人々の人生について考えさせられる趣旨が語られています。

「ナイト・オン・ザ・プラネット」で流れる夜を眺めよう。ヨシオカハルカ

【あらすじ】ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5つの都市で同時刻に走るタクシーで起きる物語をオムニバスで描く。大物エージェントを乗せる若い運転手、英語の通じない運転手、盲目の女性客と口論する運転手、神父相手に話し出したら止まらない運転手、酔っ払い客に翻弄される運転手。

同じ夜空の下で繰り広げられる人間模様。

同じ夜、5つの違う街、それぞれの人間模様がタクシーの中で展開される。どのお話も静かで少しズレのあるユーモアを持ったものなのだけど、私は特に「ニューヨーク」が好きだったな。2人の会話やなぜか生まれた奇妙な友情が可愛かった。今まで観たジム・ジャームッシュ作品は「ストレンジャー・ザン・パラダイス」と「パーマネント・バケーション」なのだけどその2本よりもコミカルさがわかりやすくて観やすいなと思った。タクシーの車内で一瞬だけ重なり、またすぐに離れていく人生。

だからこそ話せることもあるのかな。

【ナイト・オン・ザ・プラネット/
ジム・ジャームッシュ】

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ヨシオカハルカ

2025/01/01より毎日映画の感想を更新。 詠みたくなったら短歌、書きたくなったらコラム、次から次へとやってく所存。



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