2025年6月18日、Blizzard Entertainmentの人気アクションRPG『ディアブロ4』において、新たに導入されたバトルパスシステム「聖骨箱」のユーザーインターフェース(UI)に対する不満が再燃しています。この問題は、海外掲示板Redditに投稿されたユーザーの報告をきっかけに広まり、メディアでも取り上げられました。
『ディアブロ4』の概要
『ディアブロ4』は、人気シリーズ『ディアブロ』の最新作で、PC、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|Sで楽しむことができます。ストーリーは前作『ディアブロ III』から数十年後に設定され、ダークファンタジーとしてより一層の陰鬱さと凄惨さを伴っています。多様なキャラクタークラスが用意されており、装備やスキルによってさまざまなビルドが可能です。
シーズン8と聖骨箱
4月30日から始まったシーズン8「ベリアル再来」では、特定のボスを撃破することで「ボスパワー」と呼ばれる新要素を獲得できるようになりました。このシーズンでは、「幻影の襲撃」など新しいイベントも実装されています。バトルパスの「聖骨箱」は、アイテムを獲得するための新たな方法として導入され、プレイヤーは報酬を恩恵か、ゲーム内通貨「プラチナ」を使って獲得できます。
UIの問題点
しかし、ユーザーからは「聖骨箱」のUIに関する不満が多く寄せられています。具体的には、報酬を得る際に恩恵とプラチナのボタンが隣接して表示されるポップアップが原因で、誤ってプラチナを消費してしまうというものです。このデザインでは、ボタンを押す際の確認表示がないため、誤った選択が即座に有償通貨の消費に繋がります。
プラチナのコストは1プラチナあたり約1.08円から1.3円。つまり、誤って「欺く者の獣メンダックス」をプラチナで支払った場合、540円から670円分が消費されることになります。このような使い勝手の悪さが、ユーザーの不満を招いているのです。
まとめ
「聖骨箱」のデザインが有償通貨の誤消費を助長しているとの指摘があり、これがダークパターンとも称されています。シーズン開始以来、同様の問題が散発的に報告されていましたが、今回のユーザー報告によって再び不満が高まりました。Blizzard Entertainmentの今後の対応には、注目が集まっています。
『ディアブロ4』は現在、PC(Steam/Battle.net)、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|Sでプレイ可能で、PC/Xbox Game Pass向けにも提供されています。
🧠 編集部より:
補足説明と背景
『ディアブロ4』は、Blizzard Entertainmentによって開発された人気アクションRPGシリーズの最新作です。プレイヤーは多彩なクラスを選択し、戦闘や探検を通じてキャラクターを強化していくことが特色です。シーズン8「ベリアル再来」では新しい「聖骨箱」システムが導入されましたが、そのUI(ユーザーインターフェース)に関してユーザーからの不満が広がっています。
聖骨箱システムの概要
シーズン8では、特定のボスを倒すことで得られる「ボスパワー」と、新イベント「幻影の襲撃」が追加され、プレイヤーの探索体験が深まっています。聖骨箱は4つの異なるカテゴリー(ボス、武器、獣、防具)から報酬を獲得でき、モンスターを倒すかクエストをクリアすることで得る「恩恵」や、有償通貨「プラチナ」を使って報酬を選択できます。
UIに対する批判
問題となっているのは、恩恵とプラチナのボタンが隣接しているため、誤ってプラチナを消費してしまう可能性があることです。このデザインは、使用者の操作ミスによって意図しない購入を誘発する“ダークパターン”と呼ばれる手法とも捉えられています。特に、プラチナの価格は1.08円から1.3円と設定されているため、誤った選択が経済的損失につながります。
関係する情報源
豆知識
シリーズのファンにとって、『ディアブロ』はそのダークファンタジーの世界観とシステムの奥深さが魅力です。特に『ディアブロ III』は、発売から数年を経て尚も多くのコンテンツが追加され続けています。『ディアブロ IV』でも、その期待に応えるために継続的な改善が求められています。
公式リンク
Blizzard Entertainmentが今後、UI設計の見直しにどのように対応していくのかが注目されます。
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キーワード: UIデザイン
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