OpenAIは「GPUが溶けるほど人気」(当然ながら比喩表現)と語るGPT-4o画像生成モデルを、他の開発者にも開放すると発表した。ジブリ風の画像を生成できることでも話題になった同モデルが、Adobe FireflyやMicrosoft Copilotなど外部ツールからも利用できるようになる。

 また、Adobeは4月24日、Fireflyにより多くのAIモデルを組み込むべくOpenAIおよびGoogleと提携すると表明した。

 ChatGPTで直接画像を作れるようになったことで利用が急増し、自分をアクションフィギュア化するなどの流行が誕生した。機能の提供から最初の1週間で、世界中の1億3000万人以上が7億枚超の画像を生成したという。

 今回OpenAIは、画像モデル「gpt-image-1」をAPIとして公開し、開発者が自分の製品やツールに画像生成機能を組み込めるようにした。

 OpenAIのブログによれば、AdobeのほかにFigma、HeyGen、Wixといったデザインツールでも同モデルが採用される予定だ。

 API化により開発者は、画像品質や生成速度、モデレーション、生成枚数、背景の透明・不透明、出力ファイル形式などを柔軟に制御できる。

 一方Microsoftは、OpenAIのGPT-4o画像生成機能をMicrosoft 365 Copilotの新しい「Create」体験として提供すると発表。プロンプトからの画像生成だけでなく、PowerPointを動画化する機能なども備える。

 テキスト分野でもOpenAIは先週、多数の新モデルを公開した。大量の情報を高速に扱えるGPT-4.1や、コーディング・数学・視覚理解の性能を高めた推論モデル「OpenAI o3」などが開発者向けに提供される。

 こうした相次ぐ発表は、生成AI市場の主導権をめぐるGoogleとの競争の最新局面でもある。GoogleのGeminiはImagen 3という独自の画像生成モデルを擁し、今月初めのGoogle Cloud Next 2025でその改良が発表されたばかりだ。

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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。



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