🧠 概要:
この記事は、著者がカフェで遭遇した「テイカー」気質のクレーマーについての体験を綴っています。テイカーとは、他者から何かを奪おうとする人を指し、著者はその客との interactions を通して、無根拠なクレームを受けたことから感じた理不尽さや、人との関わり方について考察しています。
### 概要
– 著者がカフェで出会った常連客がテイカー気質だった。
– クレーム内容は理解しにくく、無根拠なものだった。
– クレームを受けて、著者は謝罪を強いられ、その客は次第に店に来なくなった。
### 要約の箇条書き
– 自分と他者の関係を考える中で、テイカーに遭遇した経験を振り返る。
– 常連客は神経質そうな男性で、スタッフは彼に対してマイナスの印象を持っていた。
– その客からのクレームは、スタッフの陰口に関するもので、内容が掴みにくいものだった。
– クレームの原因は、客とスタッフ間の微妙な心理的距離による誤解と推測。
– 店長に頼まれ著者が謝罪し、客は一時的に満足した様子だった。
– 結果として、客はその後店に来なくなった。
– 最後に、著者は「与える側」になりたいと考え、クレーマーとの関わりについての反省を述べる。
自分はどうだろう?
と考えてみたとき、
ギバーとは逆のテイカーに遭遇したこと
を思い出したのでその件を
綴ってみたいと思います。
私が、今ふりかえるとあの人はテイカー気質だったのでは。
と感じる客に会ったのは
カフェの店員として働いていた時でした。
そのテイカー客はしばらくの間、
常連としてお店に通っていました。
ぱっと見40,50代位かな?
少し神経質そうな雰囲気の男性でした。
店内は狭いカウンターがあって数人のスタッフが働く様子が、
客席からも見える造りです。
逆にいえば
こちらからもお客さんが見えるので、
何だか変な空気の客だな。
というマイナスな印象をその男性に対して
私たちが持っていたのは確かでした。
でも特に、何もしていなかったんですよ。
お互いに。
客は普通にドリンクを注文して店内で飲んでたし、スタッフも通常通りお会計して
ドリンクを提供していただけ。
なのにある日、その男性からクレームとして
お店にお便りが来てしまったんです。
たまに電話や文章で店長や上の立場の人にいろんなクレームを入れてくる
お客さんがいます。
その客さんはメールで文句をいって
きたんですね。
クレームの内容は実際のメールの文章を店長から見せてもらっても
掴みどころがなく。
すれ違ったときの店員の態度がよろしくなかったとか常連に対しての敬意が
ないとか・・・
だいぶ長文で、
要点がわかりにくかったのですが
「カウンター内でスタッフが自分の陰口を叩いていた。不愉快だ」
のような文言が含まれていました。
メールの日付から割り出すと私ともう一人のスタッフが
勤務していた時のようでした。
一緒にいたのはハタチの女子、A子さんだったのですが私たちは
悪口なんて言ってなかったんです。
その日、カウンター内の二人はどちらかというと離れた場所に
いました。
喋ってもいませんけどー。
どんな被害妄想なんだ。
自意識過剰なんじゃないの。
私とA子さんは腹立たしくも
びっくりです。
なぜそんなわけのわからん嘘をついたのか。
強いて原因を考えてみるならば・・
A子さんも私も、そのお客さんには何となく
嫌な感情を持っていました。
A子さん曰く
「その客とカウンター越しに目が合ったとき、ものすごーくバカにするように見下すように見てきたんですよ」
な、なるほど~?
ハタから見たら両者でにらみ合ってるような構図だったのかもしれない?
確かに目力のある人でした。
そのせいか私は私で、いっつもじろじろ見てくる客だなーちょっと気持ち悪いな。
って正直思ってました。
態度には出していなかったか?はもう、今となってはわからないのですが
たぶんその客からみたら出ちゃってたのかもしれない。そこは反省です。
敏感な性質だと負のオーラを拾っちゃって
自分を良く思わないスタッフが
悪口言ってるだろう。
との事実無根のクレームになってしまったのでは?と。
こういう時、その場でスタッフに言いがかりを
つけてくる客と
後から上の立場の人にじわじわ訴えるタイプの客と
分かれますねー。
で、後者のタイプだったその客への対応は
どうしたのかというと。
店長に諭されてというか頼まれてというか仕方なく
私が頭を下げに行きました。
謝る時の心得として、
お客さんの目線より下に体を置いて
「不愉快な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした」
とお詫びの言葉を述べはしましたが内心ずっと
理不尽!
なんで謝らなきゃならんのだ。。
と気持ちはげんなりしていました。
私が謝ると客は溜飲が下がったのか、
優し気に喋り倒してくれました。
「あなたがそんな風に謝ってくれたことはよくわかった。態度で示してくれたから誠意は伝わった。自分には暴力団関係の知り合いもたくさんいるからお世話になることにならなくてよかったね・・」etc・・(まだまだ続く)
↑最後らへん しれっと
ヤバイ人発言が多かったようですが
メールを長文で打つ人なだけあって
話も長めでした。
コワーーー
若干の狂気も感じつつひたすら頷きながら
嵐が納まるのを待ちました。
テイカーの話でしたね。
テイカーというか
純粋に関わりたくない人の話、になってしまったかもしれないのですが世の中にはいろんな人が
存在してますよね。
今回の件はスタッフ側にも問題があったかもしれない。
とはいえありもしない話を立場の弱い人に投げつけて謝罪させる、
みたいな奪う側の思考は実生活でも
ビジネス上でもNGだよね。
むしろ与える側の人間にならないとね、
ということを言いたかったお話でした。
ちなみに私が正式に?謝罪してからというもの、
常連だったその客は
だんだん来店しなくなって
気が付いた頃には
まったく見かけなくなりました。
彼なりに 気が済んだのか気まずくなったのか他に事情があったのかはナゾです・・。
私とA子さんは一安心できたのでした。おしまい(^^
PS
その後A子さんに
「悪いと思ってないのに謝るなんて
大人ですね~。ありがとうございます☆彡」と明るく言われました。
いやいや
他にどうしろっちゅーねん・・。
大人って何でしょうね?
私はテイカーではなくギバーな大人でありたいです。
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理不尽なクレーマーのいる実店舗とは一味違う働き方があるので
ぜひ見ていってください✨
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