2025年10月21日、音楽レーベル「カクバリズム」と「ビルボードライブ」によるコラボイベントが、2025年10月24日に神奈川・ビルボードライブ横浜で行われることが発表されました。この記念すべき初回公演には、インストゥルメンタルを基軸に独自の存在感を放つアーティストVIDEOTAPEMUSICとChappoが出演します。二組は、自身の音楽やクリエイティブに共鳴しながらも、実はツーマンライブの開催はこれが初めてとなります。
音楽ナタリーでは、VIDEOTAPEMUSICとChappoの出会いや創作への姿勢、公演への意気込みについてインタビューを行いました。以下、二組のユニークな関係性や音楽に対するアプローチについてご紹介します。
二組の出会い
VIDEOTAPEMUSICとChappoの出会いは、2023年7月にceroのライブの打ち上げだったそうです。しかし、当時Chappoはまだ名前がなく、音楽活動を行なっていることも知らなかったと語っています。Chappoのメンバー、福原音は、VIDEOTAPEMUSICの音楽を知る前に、彼が歌う「田園」を観たことがあり、その印象と共に、彼を「田園の人」として記憶していたとのことです。
VIDEOTAPEMUSICのVIDEOは、「田園」という曲への思い入れが強く、特に中学時代の思い出と結びついていることを明かしました。このような逸話は、二組の音楽的な繋がりと、互いに影響を与え合う関係を物語っています。
互いのアートに対するアプローチ
VIDEOTAPEMUSICは、庶民的な映像へのアプローチを探求している一方、Chappoは映画を題材にして現代的な解釈を加える手法を取っています。「めし」という曲では、映画『めし』に基づいた語りが特徴で、VIDEOTAPEMUSICは「自分の解釈を通しながら、映画に応える挑戦が素晴らしい」と称賛しています。
両者はお互いの音楽を非常にリスペクトしており、Chappoの音楽に対するVIDEOの印象は「新しい時代の音楽」として映っているようです。特に、Chappoの 音楽には「一緒に追いかけ続けたい」との感情があるとのことです。
ライブ観と共演への意気込み
両者ともにビルボードライブでの公演は初めてですが、それに対する期待感は高まっています。VIDEOは「横浜らしい曲をやりたい」と述べており、特に黒澤明の映画からインスパイアを受けた「O sole mio」をChappoに演奏してほしいと提案しています。
結論
10月24日のイベントでは、VIDEOTAPEMUSICとChappoがどのような音楽体験を生み出すのか、非常に楽しみです。彼らの独自のアプローチと、互いへのリスペクトが、記念すべき公演にどのように影響を与えるのか、是非注目したいところです。
チケット情報や詳細はこちらから確認できます。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。
🧠 編集部より：
この記事では、カクバリズムとビルボードライブによるコラボレーション企画の第1回公演が2025年10月24日に神奈川県のビルボードライブ横浜で行われることが取り上げられています。出演するのは、インストゥルメンタルを軸にした音楽シーンで特異な存在感を持つVIDEOTAPEMUSICとChappoの2組です。この公演が初のツーマンライブとなり、両者の出会いやその後のクリエイティブな関係について掘り下げられたインタビューが掲載されています。
背景や豆知識
- カクバリズム: 日本のインディーズ音楽レーベルで、多様なアーティストを取り扱っており、音楽シーンにおいて重要な存在です。
- VIDEOTAPEMUSIC: 映像と音楽を融合させたスタイルが特徴で、特に家庭用ビデオを使った表現に独自性があります。
- Chappo: デビューシングル「ふきだし」で注目を集め、お互いの音楽的なスタンスにシンパシーを感じているとのことです。
また、このライブでは、横浜に関連する楽曲の演奏が予定されています。特に、黒澤明の映画にちなんだ楽曲が話題に上がっており、「天国と地獄」からの楽曲などが候補に挙がっています。
ご興味があれば、以下のリンクをチェックしてみてください
この公演は、音楽だけでなく映像の使い方や表現力の新しい可能性を探る機会ともなりそうです。ファンにとっても見逃せないイベントになるでしょう！
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キーワード: コラボレーション
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