イトーキの新たな仮眠ボックス「giraffenap」の登場
2025年7月8日、イトーキが新たに開発した立ったまま寝られる仮眠ボックス「giraffenap(ジラフナップ)」を発表しました。この製品は、広葉樹合板を使用しており、オープンプライスで販売されます。
製品の背景
「giraffenap」は、イトーキが持つ仮眠ボックスに関する特許「人体収納用構造体及び睡眠用筐体」を元に開発されました。この特許は、上半身、臀部、膝部の3点をサポートする仕組みにより、立ったままでも休息や睡眠が可能です。このアイデアは、通勤時のつり革を持つ人々の姿からインスパイアを受けて生まれました。
実際の「giraffenap」は、開発過程で足裏を固定する機能が追加され、4点支持の構造になっており、快適性が向上しています。
「giraffenap」仮眠ボックス
ウェルビーイングの重要性
最近では、ウェルビーイングが企業の経営方針においても重要視されています。質の高い睡眠と休息が生産性や創造性に直結するという科学的なデータも増えており、イトーキは「giraffenap」を通じて、じっくり休むことの重要性を提案しています。このような取り組みは、社員のエンゲージメントを高め、離職を防ぐ効果も期待されています。
設計と機能
「giraffenap」は、デザイン性にも配慮されており、オフィスの美観を損なわないよう設計されています。睡眠中のプライバシーや防音対策も施されており、電源があれば1日で設置が可能です。
設置イメージ
種類とスペック
この製品は「スペーシア」と「フォレスト」の2種類があり、それぞれ異なる材質やサイズ、消費電力を持っています。
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スペーシア
- 材質: 不燃メラミン化粧板
- サイズ: 120×120×257.7cm
- 重量: 約260kg
- 消費電力: 408W
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フォレスト
- 材質: メラミン化粧板/トドマツ/カラマツ
- サイズ: 120×120×253.2cm
- 重量: 約320kg
- 消費電力: 404W
左がスペーシア、右がフォレスト
まとめ
イトーキの「giraffenap」は、現代の働き方に寄与する新しい休息空間を提供します。立ったままでも快適に仮眠できるこのボックスは、社員の健康と生産性向上を目指す企業にとっての新たな選択肢となるでしょう。
🧠 編集部より:
イトーキが新たに発売した「giraffenap(ジラフナップ)」は、広葉樹合板製のユニークな仮眠ボックスです。この製品は、立ったままでも休息や睡眠を取ることができるよう設計されており、特許を活用した革新的な構造を持っています。
製品の特長
- 立ったままの休息: 上半身、臀部、膝部の3点を支えることで、座ることなく体を休められます。これにより、通勤時などの短時間の仮眠が可能になります。
- 追加機能: 開発段階で、足裏を固定する機能が追加され、より快適さが向上しました。
- デザイン性: スペーシア(不燃メラミン化粧板)とフォレスト(トドマツやカラマツ)という2つの種類から選べ、オフィスや施設の美観を損なわず、睡眠中のプライバシーや防音対策にも配慮されています。
背景と豆知識
- ウェルビーイングの重要性: 最近では、仕事の生産性向上や従業員のエンゲージメントを促進するために、休息の質が重視されています。科学的研究では、適度な休息が仕事の効率を高めることが示されています。
- 仮眠の効果: 短時間の仮眠(パワーナップ)は、記憶力や創造性を高める効果があるとされています。特に、ビジネスパーソンにとって、リフレッシュする方法として注目されています。
商品リンク
- 詳細情報や購入に関する内容はこちらからご覧いただけます。
このように、giraffenapは現代の働き方にマッチした製品として、仮眠や休息を積極的に取り入れる文化を支える一助となることが期待されています。
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キーワード: giraffenap
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