Ubisoft、『アサシン クリード シャドウズ』の開発費を1億ユーロ以上と発表
本日、2025年7月21日、Ubisoftが株主総会で発表した内容により、最新作『アサシン クリード シャドウズ』の開発費が1億ユーロ(約170億円)以上であることが明らかになりました。この報告はCEO Yves Guillemot氏によるもので、ゲームエンジンへの投資が大きな要因とされています。
この作品は、戦国時代の日本を舞台に、奈緒江と弥助という二人の主人公の冒険を描いています。3月にリリースされた『アサシン クリード シャドウズ』は、好調なスタートを切り、『アサシン クリード ヴァルハラ』に次ぐ同シリーズで2番目に高い初動収益を記録しています。
制作費の背景
開発費1億ユーロという額は、近年のゲーム制作コストの増加を反映しています。特に大作ゲームでは、開発費が100億円を超えることも珍しくなくなってきました。2023年には、『Call of Duty』や『グランド・セフト・オート』といったタイトルでは、開発予算が300億円を超える事例も報告されています。
Ubisoftはこれを受けて、コスト削減を目指し、過去数年で約2億ユーロの支出をカット。ただし、今期は8260万ユーロ(約140億円)の赤字を計上したため、同社の経営体制に影響を及ぼす可能性があります。
今後の展開
Ubisoftは、Tencentからの約11億6000万ユーロ(約1900億円)の出資を受けて、主要IPの開発を手がける新たな子会社を設立することを発表しています。これにより、コストの削減と制作資金の確保を並行して進めていく計画です。
Ubisoftの今後のビジョンと、コスト管理の成功が、開発体制の再構築とともに大きな注目を集めています。
Ubisoftの次なる戦略と、ゲーム業界への影響に引き続き注目です。
🧠 編集部より:
Ubisoftが株主総会で『アサシン クリード シャドウズ』の開発費が1億ユーロ(約170億円)以上であることを明らかにしました。CEOのYves Guillemot氏は、最終的な費用は公表しないものの、開発において非常に多額の投資を行ったとしています。特に、ゲームエンジンへの投資が大きな割合を占めているようです。
『アサシン クリード シャドウズ』は、戦国時代の日本を舞台に、奈緒江と弥助の二人の主人公が冒険する内容です。好調なローンチを記録し、同シリーズの中で『アサシン クリード ヴァルハラ』に続く初動の収益を得たとのこと。ただし、Ubisoft全体の利益には結びついていないようです。特に、会計年度2024年には8260万ユーロの赤字を計上しており、株価は前年から約50%下落しています。
近年、ゲーム制作のコストは増加傾向にあり、大作では開発費が300億円を超えることも少なくありません。例えば、CMAの報告によると、『Call of Duty』や『グランド・セフト・オート』の開発費は高額です。Ubisoftもコスト削減を進めており、過去数年で約2億ユーロの支出削減を達成、今後さらに1億ユーロのコストカットを目指しています。
また、Ubisoftはテンセントからの出資を受け、新子会社の設立を発表しました。これにより、主要なIPの開発を推進しつつ、コスト削減に取り組んでいるようです。2026年以降の主要作品投入が予定されており、今後のUbisoftの戦略にも注目です。
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キーワード: アサシン クリード シャドウズ
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