「キャッシャーを任せたい。社員になった方が、きっとお互いにとって良いと思う」
そんなふうに言われたのは、出勤2回目。
まだこの世界がただのバイトと紙伝票で回っていた頃のこと。
オーナーも、「Numbersじゃちょっと厳しい。締め作業の負担が大きくて」と、ぽつり。
小さな一言は胸に引っかかっていました。
でも、どうしても社員にはなりたくありませんでした。夜の自由さを、思考の余白を、形の中に閉じ込めたくなかった。
ならばせめて、仕組みで支えようと思ったのです。
スプレッドシートに夜の帳をひいて、少しでも締め作業が軽くなるような、そんな“見えない歯車”を回せたら──。
GPTに相談しはじめたのは、そのころでした。自分の中の「なりたくない」を原動力に、「やってみたい」を生み出す。「なりたくない」を言い訳にせず、「できること」で夜に応えよう。
そして今、その続きを書いています。
ただの黒服バイトが、気づけば夜の仕組みを組む人に。灯りの裏側で静かに回るシステムと思考を綴ります。見えない歯車の仕組みを、そっと、ここに。
続きを読む
Views: 2
関連