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「おまえは本当に無礼者だな!」テレビ局常務が放り投げた「驚きのブツ」1億2000万円の契約書に震える - テレビプロデューサーひそひそ日記

「おまえは本当に無礼者だな!」テレビ局常務が放り投げた「驚きのブツ」1億2000万円の契約書に震える写真はイメージです Photo:PIXTA

テレビ局とはどんなところで、テレビプロデューサーの仕事とはいったいどんなものなのか?今、テレビ業界の裏側、そしてテレビプロデューサーの「裏の顔」が世間の注目を集めている。私は20余年にわたりテレビ局に勤務してきた。本書にあるのは私が実際に目撃し、また体験したことである。※本稿は北慎二『テレビプロデューサーひそひそ日記』(三五館シンシャ)の一部を抜粋・編集したものです。番組名や人物など固有名詞の一部は仮名です。

某月某日 初プロデュース
アニメ番組制作

 入社半年がすぎたころ、西編成局長から会議室に呼ばれた。

「今度、『パンダ絵本館』という新作アニメを制作(*注釈は記事末に列記、以下同)することになったので、おまえがプロデューサーをやるように」

 突然の通告に私は戸惑った。購入担当としてアニメを取り扱っているとはいえ、アニメ制作に携わったこともない。

「アニメがどうやって作られているのかもわかりませんし、ましてやプロデューサーが何をすればいいかもわかりません。そんな私がプロデューサーで大丈夫なんでしょうか?」

 そう答えると、西編成局長は表情を変えずに言う。

「成功したらおまえの手柄、失敗したらおまえにプロデューサーをやらせた俺の責任だ。好きにやればいいんだよ」

 そもそも在阪の他局で、入社半年のド新人にプロデューサーなどやらせるわけもない。ましてアニメのプロデューサーなどさらにありえない話だ。

 人材不足(*)ゆえの苦肉の策とはいえ、西編成局長が私を信頼してくれたことはよくわかった。それまでは完成した作品を買い付けるだけだったが、今回は自らの制作であり、やりごたえのある仕事でもある。とにかく全力で食らいつくしかないと覚悟を決めた。

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