「いつかできたら」と思ってた夢　“好き”が動き出す場所に出会ったマーケティング担当友石正太郎さん【社員インタビュー】RE-MiXグループ　オープン社内報

こんにちは！RE-MiX広報です。今回は、我らがPRマーケティング部長、友石正太郎さんをご紹介します。

東京に拠点を置く弊社ですが、実は部長は福岡在住。完全リモートワークを実践しているだけに、今回のインタビューは貴重な機会です。過去のご経験、現在の取り組み、そして未来へのビジョンについて、たっぷりとお話を伺いました。

1. これまでのキャリアについて教えてください！

社会人としてのスタートは、スマートフォンアプリの制作会社でした。
ちょうどiPhoneが出始めた頃で、元々Mac製品が好きな父の影響もあり、Apple製品には幼い頃から親しんでいました。それと同時に新しいウェブサービス（当時新しかったSkypeという今でいうzoomのようなサービスで、見知らぬ外国人と語り合ったり..iMovieを使って友人の結婚式動画を作ったり…）やデジタルプロダクト（大学の講義にiPadを持ち込んでノート代わりにして周りから浮いてました）に惹かれる気持ちが強く、自然な流れでこの業界に入りました。

この会社ではたくさんのアプリを世に送り出す経験をさせてもらい、約3年勤めたあとに、もっと違うことにも挑戦したいと思い、外食が好きだったのでグルメ系サービスを運営する会社に転職しました。

入社前は前職のスキルを活かせると思っていたのですが、実際に配属されたのは広告チームで、アプリ制作とはまったく関係のない部署でした。広告は全くの未経験だったので最初はとても戸惑いましたが、まわりのサポートもあり、なんとかキャッチアップしながら日々新しいことに挑戦していました。

とてもエネルギッシュで血気盛ん(?)な部署で、常に新しい企画や取り組みが始まり、学ぶことの連続でした。大変だった反面、自分自身が一番成長できた時間だったと、今振り返って感じています（部署に男性社員が90%という男子校的なのも楽しかった）。

男子校(?)チーム初の目標達成の打ち上げの様子

その会社では5年間勤め、あるとき「今のスキルや経験が他の業界でも通用するのか試してみたい」という思いが湧きました。ちょうどその頃、先に退職していた上司から声をかけてもらい、コスメ系サービスを展開する会社に転職しました（前職とは反対に所属部署に女性社員が90%…!）。

そこでは化粧品会社に広告プロモーションの提案営業をしながら、新しい商品企画も担当するという立場で、これまで経験も接点もなかった化粧品業界に飛び込む形となりました。新しい分野だったこともあり、最初は苦労しましたが、そのぶん学びも多く、やりがいも感じていました。

2. RE-MiXの入社のきっかけは何でしたか？

福岡に住む身内にトラブルがあり、両親は海外に住んでいるため、身軽(?)だった私が身内のサポートをすることを決め、思い切って福岡へ引っ越すことにしました。

当時は、「東京を離れたこともないし、せっかく福岡に行くのなら、これまでずっとやってみたかった飲食やアパレルの仕事など新しいことに挑戦してみよう」と考え、会社を退職し、独立することを決めていました。

そんなタイミングで、現社長から連絡をいただいたんです。実は、7年ほど前に知人に誘われて訪れたBARでお会いしていたことがあり、それがきっかけでつながっていました。（一時期バンドを組んでいた時期もあります笑）

「うちの会社で、やりたいことをやってみたら？」と声をかけていただき、過去の経験上、会社の仲間と何か大きなことを達成することに喜びを感じていたことが多かったので、自分の夢を“ひとりで始める”のではなく、“仲間と一緒にかたちにしていく”という選択肢があることを思い出し、入社を決意しました。

社長と当時組んでいたバンドのライブ写真（私はベースでした）

3. 現在の業務内容と関わっている部署について教えてください。

現在は、PRマーケティング部に所属しています。部署としてのミッションは、RE-MiXグループ全体のリリース内容・発信媒体の管理や、各事業・チームへのPRやマーケティング支援、そして会社のブランディングをチームで主導することです。

私自身は、外部に向けた発信物の管理や、SNS運用の設計、マーケティング全般に関わる業務を担当しています。特に、子会社であるRE-MiX artsに所属するアーティストの認知を広げるためのプロモーション戦略設計や企画立案、広告運用なども行っています。

伝える手段や結果としての数値に常に向き合う仕事なので、難しさもありますが、そのぶんやりがいも大きく、これまでのノウハウだけでなく、それぞれに最適な企画を考えたり、やったことのない領域のマーケティングに挑戦するなど、日々刺激を受けています。

4. RE-MiXでこれからどんなチャレンジをしていきたいですか？

福岡に引っ越す際、ずっとやってみたかった飲食店の開業を真剣に考えていましたが、入社後、本格的に飲食店企画を考えていくうちに、
自分の好きなお店をただ創るだけでなく、他の事業とも相互連携するような、会社でやるからこそできる事業にしたいと考え、現在は情報収集と他事業と連携しながら引き続き構想を練っています。

そしてもう一つ挑戦しているのはアパレルブランドの立ち上げです。

ブランドロゴ。商品は7月に販売開始予定。

ブランド名は 「TAiDA」。漢字にすると「怠惰」となりますが、ネガティブなイメージを持つこの言葉に対して、「もっと力を抜いてもいい日があっていい」「今日は無理せず時間にゆとりを持とう」など一見、怠惰に見えるかもしれない一面を、ポジティブに捉え、頑張りすぎずに自分らしくいることを肯定できるような世界観を詰め込んでいます。

まずはベースのアイデアを半年かけて形にするところからスタートしました。その後、他社員を頼りながら、ブランドコンセプトやブランドロゴ、商品企画を協議。4月29日にはInstagramのアカウントを立ち上げました。まだ始まったばかりですが、これまでの経験を活かして、たくさんの人に届くブランドに育てていきたいと思っています。
ぜひアカウントを覗いてみてください！

InstagramアカウントURL
https://www.instagram.com/taida.official/

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000137709.html

5. 最後にあなたの”ガチスキ！*⑴”について教えてください！

本当は「美味しいものを食べることとお酒を飲むこと！」と言いたいのですが、同じことを話されていた先輩がいるので（笑）、ここは「服が好き！」という答えにさせてください。

世の中にあるすべてのブランドを知っているわけではありませんが、ユニクロやGUのアイテムと、自分が気に入って買ったブランドのアウターやスニーカーを組み合わせて、自分なりのスタイルを考える時間が、昔からとても好きでした（高校生の頃、自分でジーンズにペンキを塗ったり…）。

ショップを見て回っても、「このデザインがなければ買ったのに…」「この色味がもう少し違ったら…」と思うことがよくありました。それがいつしか、「自分で作ってみたい」という想いに変わっていった気がします。今思えば、それがアパレルをやってみたいと思った原体験だったのかもしれません。

でも当時は、それを“夢”として掲げることもなく、「いつかできたらいいな」と、ぼんやりと心の片隅に置いていただけでした。現実的に難しいと思っていたわけでもないのに、現状に満足してあまり自分からチャンスを作ろうともしていなかったんです。
きっと「今のままでも十分」と思い込んでいた部分もあって、本気で動き出す理由もないまま、なんとなく見送ってきたのだと思います。

そんな中で、RE-MiXという場所と出会ったことで、「いつかできたら」と思っていた気持ちに、初めて具体的に向き合ってみようと思えました。
チャンスをもらえたことで、ようやく自分の“好き”を動かしてみようと思えたんです。

現在取り組んでいるアパレルブランド「TAiDA」は、これまでの経験や葛藤、そして自分が心地良く、自分らしくいられる世界観を詰め込んだものに仕上がっていると思っています。

*1）「ガチスキ！」：当社はCSR事業の一環として、子どもたちにガチでスキなことをして欲しいという思いのもと「ガチスキ！學エン」と名付けた体験型講座を主催しています。

インタビューへのご協力、ありがとうございました！これまでのご経験やこれから始まる新規事業の話を伺い、改めてそのフットワークの軽さや、ボリュームのある業務にも的確に対処される姿勢に感服です。また、いつも相談には気軽に乗っていただけるお人柄や、豊富なアイディアをたくさんいただけることが、チームにとって非常に頼もしい存在です。チームの取りまとめや推進力も素晴らしく、これからも一緒に成長していけることを楽しみにしています。

引き続き、よろしくお願いいたします！

6. 本記事に関するお問い合わせ

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