サン電子が1985年7月にリリースしたアーケードゲーム「いっき」が、2025年7月で40周年を迎えました。本作は、プレイヤーが農民の権べ(2Pは田吾)を操作し、8方向レバーとカマを用いて敵の忍者を倒しながら小判を集めるアクションゲームです。2人同時プレイが可能で、全8ステージをクリアすると2周目に突入します。
和風アクションゲームの新境地
筆者は1985年8月に、親戚の家の近くのデパートでこのゲームを初めてプレイしました。デモ画面には、お百姓さんが土下座するシーンが映し出されており、直感的に興味を引かれました。ゲームの体験としては、カマを敵に投げつける独特な攻撃方法が新鮮で、プレイする決断に至ったきっかけには、ユーモラスな演出も大きく影響を与えました。
独自のゲームメカニクス
このゲームの最大の魅力は、カマのホーミング機能です。敵に当たる位置を自動で狙って飛ぶため、プレイヤーは素早い攻撃を楽しめます。しかし、多数の敵が出現した際には、どの敵を狙うかが予測できず、アクションが緊張感を高めます。
敵キャラクターと戦略
忍者や鉄砲隊など、さまざまな敵がプレイヤーを苦しめます。一部の敵には特殊な攻撃パターンがあり、特に赤い服の忍者はスピードが速く、注意が必要です。また、腰元やオバケといった厄介な敵が登場し、ゲーム展開を一層困難にする要素が盛り込まれています。
パワーアップ要素
ゲーム内にはさまざまなアイテムも存在し、特に青色と赤色の巻物は権べに強力なパワーアップ効果を与えます。緑色の巻物を取ると、武器がカマから竹ヤリに変わりますが、その効果は状況に応じて異なります。ゲームの楽しさを倍増させる要素として、得点稼ぎのシステムもあり、プレイヤーはゲームを進めながら高得点を追求する楽しみも味わえます。
リメイクと続編
「いっき」はその後も進化し、2010年にPS3用の「いっきおんらいん」、2023年にはPC用「いっき団結」がリリースされました。オリジナル版は、アーケードアーカイブスとしてNintendo SwitchやPS4でも楽しむことができます。
この独特な百姓一揆アクションの面白さを未体験の方は、ぜひこの機会にプレイしてみてはいかがでしょうか。ゲームセンターで過ごした懐かしい記憶とともに、40年間の歴史を感じることができるでしょう。
- Switch版「アーケード アーカイブス いっき」: ストアページはこちら
- PS4版「アーケード アーカイブス いっき」: ストアページはこちら
遊び始めるきっかけとなったデモ画面
公式トレーラー映像
このように、「いっき」はただのゲームにとどまらず、多くの人にとって思い出深い存在となっており、今後もその魅力は色褪せることがないでしょう。
🧠 編集部より:
いっき:40周年を迎えた和風アクションゲーム
ゲーム概要
サン電子によって1985年にリリースされた「いっき」は、農民の権べ(2Pは田吾)が敵の忍者を倒しながら小判を集めるアクションゲームです。全8ステージで、敵に捕まったり武器に当たるとゲームオーバー。懐かしいキャラクターのデザインや、ユニークなゲームシステムが多くのプレイヤーを魅了しました。
面白さの背景
当時、アーケードゲームは宇宙や未来を舞台にした作品が主流でしたが、いっきの和風ビジュアルやユーモラスなデモシーンが目を引き、プレイヤーの興味をそそりました。たとえば、プレイヤーはカマを投げることで敵を倒し、近くの敵に自動でホーミングするシステムが斬新でした。ただし、難易度も高く、プレイヤーに挑戦を感じさせました。
笑いと驚き
初めてのプレイ時にデモ画面でのお侍さんの土下座シーンや、愉快な演出に笑ったことが、ゲームを始めるきっかけになったという声も多いです。このように、笑いを取り入れたことがプレイヤーに強い印象を残しました。
敵との戦い
忍者や鉄砲隊など様々な敵が登場し、それぞれに特性があります。赤い服の忍者は高速で移動し、体を分身させるため攻撃が難しく、策略が必要です。さらに、独特な敵キャラクターがもたらすプレッシャーや、理不尽さがプレイヤーのストレスを軽減し、楽しみました。
パワーアップ要素
ゲーム内にはさまざまなアイテムがあり、特にパワーアップの効果がある巻物が魅力的です。青色の巻物はスピードアップ、赤色の巻物は無敵状態をもたらし、緑色の巻物は竹ヤリを装備します。これによって戦略的に戦う面白さが増します。
現在の展開
「いっき」は、2023年にPC向けの「いっき団結」がリリースされるなど、未だに多くのファンに愛されています。また、Nintendo SwitchやPS4向けにアーケードアーカイブスとしても配信されており、手軽にレトロゲームを楽しむことができます。
リンク
動画
いっきならではのユニークな要素や、懐かしさを感じるゲーム性にぜひ触れてみてください。
-
キーワード: いっき
※以下、出典元
▶ 元記事を読む
Views: 2