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概要
この記事は、優れた商品がなぜ売れないのか、その原点にはコミュニケーションの難しさがあることを探る内容です。筆者は、化粧品業界での経験を基に、商品やブランドの魅力を消費者にどう伝えるかに苦心してきたと述べています。SNSを利用したマーケティングの重要性や、いかにして「伝わる」コミュニケーションを作り上げるかに焦点を当てています。
要約
- 商品の魅力が伝わらない悩み: 良い商品でも、適切に伝わらなければ売れないと感じる経験。
- 現在の役割: マーケティング会社でSNS運用や販促支援などを行い、伝わるコミュニケーションの構築にも注力。
- 設計の重要性: ただの投稿ではなく、誰に何をどのように伝えるかがカギ。
- 人間的な視点: SNSでは、商品の情報よりも、人間関係や体験の共有が重要。
- マーケティングの本質: 消費者の気持ちや悩みに寄り添った発信が本質だと考えている。
- 未来への展望: 商品開発と消費者との間のズレを橋渡しする仕事を続けていきたいとの思い。
この記事は、マーケティングやSNS運用に関する見解を述べつつ、効果的なコミュニケーションの方法論を考える糧となる内容です。
伝える努力はしているのに、伝わらない。
そんな経験が、いまの仕事の原点になっています。
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■ 今は、マーケティングの会社で働いています
現在は、マーケティングやコンサルティングを手がける会社で、
SNS運用や販促支援、企画提案などに携わっています。
業種は変わりましたが、
「どうすれば“ちゃんと伝わる”のか」を考え続ける日々は、あの頃と変わりません。
ありがたいことに、美容業界とも今も関わる機会があり、
以前の知識や経験を活かしながら、SNS運用や構成台本の制作などを行っています。
たとえばInstagramで投稿の台本を作ったり、コンセプトを一緒に整理したり、投稿の改善を提案したり。
地味な作業の積み重ねですが、“伝わる瞬間”があると嬉しくなります。
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■ 「伝える」より、「伝わる」をつくる仕事
SNSは便利なツールです。拡散もできるし、無料で始められる。
でも、ただ投稿すれば伝わるわけじゃない。
誰に、何を、どういう温度感で届けるか。
この「設計」ができていないと、せっかくの魅力も埋もれてしまいます。
私は、専門的な内容を、感覚的に“わかる言葉”に変換するのが得意です。
それは、ドクター向けに成分解説と、消費者向けにSNS投稿や販促活動の両方を経験してきたからこそだと思っています。
化粧品の成分の話を、どこまで噛み砕くか。
お店やサロンの雰囲気を、どう表現すれば“行ってみたい”と思えるか。
その“ちょうどいい言葉”を見つける作業が、私は好きです。
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■ SNSって、すごく“人間的”な場所
飲食店のSNSをサポートしていて感じたのは、
「料理の写真が綺麗」よりも、「誰と行くか、どんな時間が流れているか」の方が大事だということ。
化粧品も同じです。「何が入っているか」だけでは、人は動きません。
「これを使って、どうなりたいか」まで想像させることで、ようやく届く。
マーケティングやSNS運用って、一見小難しそうに見えるけれど、
使う人の気持ちや悩みに、そっと手を伸ばすような発信をすることが本質なんじゃないかと思っています。
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■ おわりに:これからも“間”で考えていきたい
商品開発と消費者、企業の想いとSNS上の受け手、
“売りたい”と“買いたい”のあいだにある、ちょっとしたズレ。
その“間”を見つめて、橋をかけるような仕事に、
これからも関わっていけたらと思っています。
このでは、美容やマーケティング、SNSについて、
日々の仕事の中で気づいたことを、言葉にしていきたいと思っています。
どこかで何かが届いたら、嬉しいです。
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