2025年6月30日、デベロッパーのVOID Interactiveが人気タクティカルFPS『Ready or Not』の開発メモを公開しました。このアップデートは7月15日に予定されているコンソール版の発売に合わせて行われ、PC版も含めた調整が発表されています。
『Ready or Not』の基本情報
『Ready or Not』は、架空の都市ロススエノスを舞台に、プレイヤーが特殊警察部隊SWATの隊員として犯罪現場に突入するゲームです。シングルプレイや最大4人の協力マルチプレイが可能で、人質の保護や犯人の無力化が主要な任務となります。
このゲームは2017年に初めて発表され、その後アルファテストを経て2021年に早期アクセスが開始。しかし、最も注目されるのは、2023年12月に行われた正式リリースからの人気の高まりです。
今回のアップデート内容
6月28日に公開された開発メモによると、コンソール版の発売に伴い、以下の調整が実施されます。
- 部位欠損の表現:死亡しているキャラクターに対する部位欠損がなくなります。生存中のキャラクターには引き続き欠損表現があり、武器の使用は控える設計になっています。
- 露骨なヌード表現の変更:一部民間人や犯罪者のヌード表現が隠され、子供の被害者に関する描写も変更されます。
これらの調整は、PC版にも適用されますが、テクスチャーの変更に留まる部分があるとのことです。
調整の理由とユーザーの反応
VOID Interactiveは、これらの変更がコンソール版の初回レーティングで成功するために必要だったとしています。また、クロスプレイの実現を目指し、同じサーバーで異なるアセットが存在することによる問題を避けるためでもあります。
しかし、これらの調整に対しては特にPCユーザーから多くの批判も寄せられています。ゲームのリアルな描写が薄れることへの懸念から、購入者からの不満が高まっている状況です。6月28日以降、1000件以上の不評レビューが寄せられており、特にゲーム内容が後から変更されることに対する不満が目立ちます。
最後に
『Ready or Not』はPC版がすでにリリースされており、PS5およびXbox Series X|S向けに7月15日から配信される予定です。コンソール展開の際に表現規制がどのように影響するのか、今後の動向に注目が集まります。
🧠 編集部より:
この記事では、デベロッパーのVOID InteractiveがタクティカルFPS『Ready or Not』の今後のアップデートについて発表した内容に触れています。以下に詳しい補足説明と関連情報をまとめます。
『Ready or Not』の背景とゲームプレイ
『Ready or Not』は、プレイヤーがSWATチームの一員として凶悪犯との対峙や人質救出を模索する、非常にリアルなタクティカルFPSです。舞台は架空の都市ロススエノスで、プレイヤーは協力しあって多様な犯罪現場に突入します。
アップデートの目的と内容
6月28日に発表された「Development Briefing」では、7月15日のコンソール版発売に伴って、PC版の調整が行われることが明らかにされました。調整の目標は、元のトーンを保ちながらプラットフォーム間の整合性を確保することです。
- 内容の調整: 死亡者に対する部位欠損の表現をなくし、露骨なヌード表現を風刺的に隠すなど、コンソール版の要件を満たす形に変更されます。これにより、レーティングの取得をスムーズにする目的もありました。
ユーザーの反発と懸念
調整に対するユーザーの反発も見られ、Steamでは多くの不評レビューが寄せられています。特に、PC版が後日コンソール版仕様に変更されることに対して不満が噴出しています。
豆知識
- コンソール展開と表現規制: 他のゲームでも、PCからコンソールへの移行時に表現の調整が行われることは少なくありません。特に暴力描写や成人向けの要素については、プラットフォームによって異なる規定があります。
関連するリンク
これからのアップデートに注目しつつ、作品がどのように進化していくのかを見守りたいですね。
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キーワード: 調整
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