朝のコーヒーは、欠かせない日課です。
ドリップして淹れることだけは譲れませんが、面倒だなと思うのがコーヒー粉の計量。忙しいときはつい目分量で入れてしまい、失敗したこともあります。
そんなサボり癖のある私にピッタリだったのがマーナの「コーヒー計量キャニスター」でした。これがあれば、秤も計量スプーンも必要なし。毎朝のプチストレスを解消してくれました。
見た目はただの容器だけど…?

マーナの「コーヒー計量キャニスター」は、プラスチック(ABS樹脂)製の容器で、大きさは500mlのペットボトルくらい。一般的によくあるキャニスターよりも、スリムな印象を受けました。

分解すると、フタ、内フタ、本体容器の3つに分かれます。
外見は普通の容器ですが、内フタにやたらと厚みがありますよね。ここに、計量がいらない秘密が隠されていました。
淹れるたびに、次の粉がセットされる

使用中のキャニスターから内フタを取り外してみると、内フタの内部にポケットがあることがわかります。

写真ではわかりにくいので図をお借りすると、キャニスターを逆さまにして戻す過程で、このポケットに次の1杯分の粉がセットされるようになっていたのです。

1回の量は約12g。スプーンもはかりも必要なければ、フタをとってひっくり返すだけなので、コーヒー粉のセットにかかる手間をかなり減らせました。
ただ、アナログな構造なので毎回ピッタリ12gとはいかず、どうしても多少の誤差は出てしまう様子。ピッタリ12gが良い几帳面な方にはあまりおすすめできないかもしれませんね。
コーヒーの準備がラクになった

使いこなせるようになるまで少し練習が必要でしたが、何度か使えばコツを掴めました。角度が悪いと粉が追加で出てきてしまうこともありますが、根気よく使い続けることが近道です。

慣れてしまえば、煩わしい計量から完全に解放されます。
忙しい朝でもささっとコーヒーの準備ができるようになりました。
平日のコーヒー用に使っているよ

このキャニスターの容量は、中粗挽きの粉で160g。
コーヒーショップで100g〜150gずつ購入したコーヒーにちょうど良いサイズ…と言いたいところですが、密閉性はあまり期待できなさそうに感じたので、こだわりのコーヒーではなく、平日にガブガブ飲むデイリーユース豆用にしています。
ちなみに、今回用意したコーヒー粉はスーパーで購入した1袋360gのものなので、複数回に分けて詰め替えが必要でした。

ただ、容器の口が広いので詰め替えが簡単にできました。こまめな詰め替え作業もこれなら許せましたよ。
平日の朝、急いでコーヒーを淹れたい人にはピッタリ。少しでも作業を減らして、ゆとりのある朝時間を作りたいなら導入する価値アリです。
Photo: にしやまあやか
Source: Amazon.co.jp
この記事は2024年9月30日に公開された記事を編集して再掲載しています。
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