超大型アプデが不評の『Path of Exile 2』プレイの高速化目指すアップデート計画発表―新クラス「ハントレス」様々なプレイスタイルに対応予定 | Game*Spark

Grinding Gear Gamesは早期アクセスを実施中の『Path of Exile 2（PoE2）』における大型コンテンツアップデート「Dawn of the Hunt」の、今後のアップデート計画について公式フォーラムを通して公開しました。

新クラス「ハントレス」に様々なプレイスタイル許容する調整実施予定

4月5日から配信中の大型アップデート「Dawn of the Hunt」ですが、フォーラムの投稿ではユーザーからゲームプレイが遅いとの意見が集まっていると報告。その原因としてプレイヤー側のダメージが足りない、モンスターのライフが多すぎるといった事例を挙げ対応について公開しています。

まず新クラス「ハントレス」について、その能力の多くがパリィシステムに依存していることから、パリィが得意でないプレイヤーにとって使いにくいクラスとなってしまっているとのこと。そのため比較的序盤で取得できるスキルとして突進攻撃によってフレンジーチャージを獲得できる「Cull the Weak」が数日以内にパッチで追加されます。また、パリィの使いどころの見極めといったパリィに対するプレイフィールの改善も検討しているとし、パリィで得られるリターンを無くさないよう注意を払いながらの調整が予定されています。

さらに近距離、遠距離のハイブリッド戦法を推奨するクラスではありながら、遠距離主体で戦いたいというプレイヤーの要望も多かったとし、それを可能とする上方調整も実施されます。具体的には槍投げの速度全般が強化されるといい、特に顕著だというスキル「Lightning Spea」では単体使用時のDPS比較で25％強化されているとのことです。

ミニオンの下方修正を再調整。モンスターのライフも大きく低下

次にミニオンについて、バランス調整によりかけられていた成長率の下方修正がキャンペーンプレイに意図しない悪影響をもたらしていたとし、エンドコンテンツでのナーフは維持しながらもキャンペーン中は以前と同様の感覚で利用できるよう修正。またモンスターのライフについては、キャンペーンの大半でモンスターのライフを25%、レアミニオンのライフを60％下げるとのことです。なお、これらの修正は既に適用されています。

さらに多くのプレイヤーからエリアが大きすぎるとの意見が届いていると話し、チェックポイントの追加を当面の対応として進めながら、変更の必要があるかについて検討していくと明かしています。その他クラッシュや切断といった不具合や、マップ上の場所をブックマークするシステムなどのQoL機能についても随時改善を行っていくとしました。

『Path of Exile 2』は、PS5/Xbox Series X|S/Windows（Steam、Epic Games Store）向けに早期アクセスとして販売中。正式版は基本プレイ無料となる予定です。