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¥9,980 (2025年4月26日 13:07 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)

現在、レバーレスコントローラー「Rushbox」の期間限定セールが4月30日まで開催中だ。
「Rushbox」は、日本のハードウェアメーカーmoimateが発売しているレバーレスコントローラーである。2024年3月に「CAMPFIRE」にて行なわれたクラウドファンディングでは、設定されていた目標金額から2万%超えを達成し、格闘ゲーマーから大きな注目を集めていた。そこまで人気を集めた理由はボタンを設置できるポイントが18カ所用意されており、プレーヤーの使いやすい位置にボタンを自由に付けられるカスタマイズ性の高さだろう。
かつてのレバーレスコントローラーは移動ボタン4つ、攻撃ボタン8種の計12ボタンで構成されていたが、昨今では圧倒的人気を誇る2D格闘ゲーム「ストリートファイター6」において攻撃ボタンを多く用意できるコントローラーの需要が急上昇。そのため、既存品のコントローラー内部の基板に改造を施しつつボタン穴を増やすことで攻撃ボタンを増やすというプロ選手も現われた。しかし、これを一般のプレイヤーが行なうことは非常に手間のかかる作業である。しかし、「Rushbox」ならば、最初から数多くのボタン穴が用意されており、自分に合ったボタン配置を簡単な操作でカスタマイズすることができる。また、本製品はA4サイズほどのミニサイズ。所謂「薄型レバーレス」と呼ばれるカテゴリーに属するので、非常に携帯性に優れる一品だ。
そのような特長を持つ「Rushbox」が、期間限定セールを実施中である。4月30日までは「Rushbox」は通常価格41,800円から9,900円引きの3,1900円に、廉価版モデルの「Rushbox Lite」は通常価格29,700円から7,700円引きの2,2000円で購入できる。また、5月からは一部の機能を改良した「Rushbox 2」が発売予定となっている。
□「Rushbox」の購入ページ
□「Rushbox Lite」の購入ページ
今回、「Rushbox」セール中のこのタイミングで、Rushboxをオススメできる特長を4つ紹介しよう。また、Rushbox 2からの変更点も紹介する。現在レバーレスコントローラーを探している読者の購入への判断材料として活かしていただきたい。
Rushboxの特長その1:A4サイズほどのスリムな本体! 遠征にも便利!!
まずは本体自体のサイズの大きさに注目していただきたい。本体のサイズはほぼA4サイズと、「薄型レバーレス」と分類されるものである。現在の格闘ゲームシーンではオフライン環境での対戦を行なう際はプレイヤーが各々普段使用するコントローラーを持ち寄るのが常識となりつつある。しかもそれが大会参加のためとなれば、活動範囲もかつてより遥かに広がり、県や地域、はたまた国を跨いでの大移動となる場合もある。その様な際には大きな荷物はできる限り避けたいもの。Rushboxならば遠征へ用いる際にかさばる荷物とはなりにくい。オフライン対戦会へ出かけやすくなるだろう。

A4サイズクリアファイルと大きさを比較してみた。クリアファイルの方が若干大きいサイズ感だ。クリアファイルの中にすっぽりと入る
筆者も5月9日より開催される「EVO Japan 2025」への遠征で上京する際、レバーコントローラーとレバーレスコントローラーをそれぞれ1台ずつ運び込む予定だが、その2台だけでおそらくリュックサックを1つ丸ごと使い切ることになるだろう。大会へ参加する前に大荷物を運んで空港から都内を移動し、疲労を蓄積させることは本音を言えば避けたいものだ。そういった意味ではRushboxは非常に魅力的なアイテムに見える。
Rushboxの特長その2:小型でありながら、激しい動作に耐えうる設計!
ここからは実際にRushboxでプレイしてみての感想をお伝えする。まず最初に驚いたのは小型でありながらコントローラーが全く揺れないということだ。
当然のことだが、レバーレスコントローラーはキャラクターの操作にレバーではなくボタンを用いる。そのため、ボタンを押す際の振動でコントローラーの位置がズレるようでは、キャラクター操作の暴発の原因となり死活問題だ。なので重さの軽い薄型レバーレスは振動との戦いにおいて不利……と思っていたのだが、本機ではそれが全く発生しなかった。
筆者が所持している薄型レバーレスには、購入時点では滑り止めがついておらず、同梱されている滑り止めを後で取り付けた。しかし、それでも安定しなかったため、別途で滑り止めを購入し補強することで何とか実用レベルになった経験がある。膝置きでの運用が多い大会シーンにおいて操作へ集中できることはプレイへの信頼感へつながるので大変ありがたい。
Rushboxの特長その3:操作性よし!長時間の使用でも最低限の疲労感
レバーレスでよくある問題に、操作に向いてないボタンキャップの存在が挙げられる。他の種類のコントローラーに比べて、レバーレスの優位性は操作の素早さがあるだろう。それを活かすには、ピアノの鍵盤を滑らせて演奏するかのように指を動かしたり、ボタンのキャップの端を弾くように押したり、爪でボタンを押すというような動作ができるのが望ましい。
だが、この操作が裏目になることがある。操作した際にボタンキャップの品質によっては弾いた勢いでボタンキャップが外れてしまい、対戦中に吹き飛んで操作不能に、そして気づいたら敗北……といった苦い経験をすることもあるのだ。今回、ゲーム内で動かす際にも、かなり思い切ってこの様な操作を繰り返し行なってみたが、ボタンキャップが吹き飛ぶことはなく、弾いての入力を存分に活用することができた。
他にレバーレスコントローラーを使用する際に筆者が感じる不満点として、蓄積される疲労が挙げられる。レバーならば握るだけで良かったキャラクターの操作も、レバーレスコントローラーでは左手のほぼ全ての指を総動員する重労働となる。そのため、レバーコントローラーより疲労によって操作が鈍る、ということが多々起こるのだ。だが、Rushboxを休憩なしで2時間程度操作し続けても、左手に疲労感を感じることはなかった。それを可能にしているのが本体の緻密なデザインによるものだろう。
また、ボタンの押し易さも特徴だ。指に力を込めなくともほぼ自然なタッチ感でも入力を受け付けてくれる。それでいて暴発が起こるほどボタンのスイッチは過敏でもない。力みをなくして疲労を最小限に抑えている要因だと言えるだろう。
Rushboxの特長その4:高いカスタマイズ性と作業を手助けする手厚いサポート体制
Rushbox4つ目の特長、それは購入時点からボタンレイアウトのカスタマイズが容易に可能であることだ。アーケードコントローラータイプのボタン配置は今や十人十色で、ゲームセンターのレバーとボタンを用いるコントローラーパネルとはもはや違ったものとなっている。
だが、1人1人のオーダーに応えるコントローラーというのは中々存在しない。結果としてオーダーメイド品を選ぶのがかなり有力な選択肢となる。ただし、想像してオーダーしたものが実際に手元に届いて操作してみたらこれは違う……という違和感が生じたときにリテイクがしにくく、非常にコストがかかるのが精密機器ゆえの難点である。
この様な事態を30Φのボタン穴を4箇所、24Φは14箇所、計18箇所から選択できるRushboxならば避けられるだろう。手元に届いた時点で様々なボタン配置が組めるよう天板に複数のボタン穴が用意されており、自分好みにカスタマイズできるようになっている。また、梱包されているツール一式で新たな追加投資をせずにボタン換装が行なえる状態となっているのも大きな強みだ。
格闘ゲームを始めたばかりでは、コントローラーのどこにボタンが配置されていれば操作しやすいのかわからない、という人が多いだろう。Rushbox1台で様々なボタン配置を試すことができるのは嬉しいポイントだ。
だが、ボタン配置を変更しただけでは本製品は正しく動作しない。配置したい場所にボタンを並び替えたら、今度はWeb上でどのボタンを押せばどの入力として認識させるかを設定しなければならない。ここまで読むと一見手軽そうには思えないだろう。だが、Rushboxには2つの大きなサポートがついている。1つはWeb上から閲覧できるマニュアルだ。Rushbox本体裏や、梱包されているクィックスタートガイドにはQRコード及び、Webアドレスが記載されている。これを開けばペーパーレスで取り扱い説明書が閲覧できるのだ。
また、Webマニュアル内からはmoimateのDiscordチャンネルへアクセスできるようにもなっている。このチャンネル上では、ユーザーからの質問を他のユーザー、あるいはmoimateの公式スタッフが応答し、有志も含めたサポートセンターのような環境となっていた。Webマニュアルでは解決しない、あるいは相談したい事柄はこちらで解決することも可能だろう。
そして、Rushboxは天板のイラストを差し替えることも可能(Liteは非対応)。こちらも方法をWebマニュアルから確認できる。レバーレスコントローラーではオリジナル天板の制作は非常に手間がかかるものが多い傾向があるように筆者には感じられるが、かなり容易に制作できることがマニュアルから感じられた。世界に1つだけ、自分だけの愛機を作ることも可能だ。
新モデル「Rushbox 2」の変更点を紹介!
4月30日まで開催中のセールは既存のモデルが対象となっているが、5月には製品改良が行なわれた新モデル「Rushbox 2」が発売予定だ。
今回、新モデルと既存モデルの両方を使ってプレイしてみたが、大きく変化したというよりは、マイナーチェンジといった印象だ。以下に新旧の変更点を記載したので、このセールの機会に既存モデルを購入するか、新モデルの発売まで待つか参考にしてほしい。
また、ユーザーにとっては実用性の向上のみならず、オリジナリティの強調という面でありがたいアップデートが行なわれることもアナウンスされている。
【Rushbox 2シリーズ共通の変更点】
・内蔵されているキースイッチを変更、軽量化。これにより軽い力でも入力が認識される
・付属するUSBケーブルが1.5m→2mへ延長
・ボトム板が面取りされ、より手にやさしく
【Rushbox → Rushbox 2の変更点】
・Rushboxのロゴシートが標準装備に
【Rushbox Lite → Rushbox Lite 2の変更点】
・筐体の表面の加工を改良し、傷やテカリが目立ちにくくなるように。また、操作の快適性や本体の耐久性を改善
薄型レバーレスの中でも最高級のパーツと多機能性を備えた高性能機。トーナメントシーンに出るならばこれだ!!
いかがだっただろうか? 今回はRushboxの小柄なボディの中に秘められたスペックを紹介してみた。ボタン配置の変更の自由度のみならば、多ボタンや基板の設定により他の薄型レバーレスでも実現しているが、レバーレス操作特有の疲労や操作に対応したこの多機能性は“薄型”という1つのレバーレスのカテゴリーを超えて通用するものである。
薄型レバーレスは大型のものと比べここ1、2年で開発競争が激化しているのだが、基本的には安価で売り出せるかを競う価格競争である。そのため、薄型レバーレスはレバーレスコントローラーの「お試し」程度のスペックという印象が強く、筆者もそれに該当するような商品を所持している。
だが、今回Rushboxを使用してみて、これは薄型レバーレス=大会シーンでは使えないという筆者の固定概念を壊すほどのハイスペックぶりを見せつけられた。また、その様な安価な商品は海外産が多く、取扱説明書や、故障時のサポート体制に不安があり、ほぼ使い捨て感覚と割り切らなければならないことが多い。だが、Rushboxは日本のメーカー品なので、Webマニュアルもわかりやすく問い合わせもしやすい。本体には保証書も同梱されており、安心感につながった。
これらのことから、筆者がもし主にレバーレスで格闘ゲームをプレイするプレイヤーだったならば、大会シーンでも活躍できる本機へ乗り換えを検討するに違いないだろう。
自分だけのレバーレスを追い求めているプレイヤーには是非一度この凄みを体験して欲しい。A4サイズに詰まった世界に1つだけの“愛機”を作り上げよう!!