
自分でカメラワークを指定して3DCGのダンスアニメーションを作れる体験会が、マチ★アソビ vol.28のNPO法人アニメ産業イノベーション会議(ANiC)の展示会場で実施されました。参加したらめちゃくちゃ面白かったので、その内容をまとめてみました。
マチ★アソビ
https://www.machiasobi.com/
アニメ×ゲームジャム・ミニ in 徳島マチアソビ開催! – ANIC-JAPAN.ORG
https://anic-japan.org/topics/agjxmachiasobi28/
アニメ制作を体験できるANiCの展示会場は徳島駅の西側にあるポッポ街商店街の空き店舗で実施されています。
ポッポ街商店街の徳島駅側の入口はこんな感じ。松屋やセブン-イレブンが目印です。
以下のマップの赤枠で囲った部分がANiCの展示会場です。
会場を目指して商店街を進みます。
到着。
会場内にはノートPCが複数台設置されています。
ノートPCにはアニメの編集画面が表示されていました。
編集アプリはゲームエンジンの「Unity」で、あらかじめキャラクターの3Dモデルや音楽、モーション(キャラクターの動き)などが設定されており、カメラワークを自由に編集することができます。ちなみに、キャラクターの名前は「ラムダ(RaMuDa)」で、コトブキヤが制作したものです。
カメラワークは「ラムダを映しつつ、周囲をグルッと回る」「ラムダの顔をクローズアップする」といった動きがプリセットとして登録されており、プリセットを並べることで自分好みのカメラワークを表現できます。
係の人が操作方法を教えてくれるので、Unityを初めて触る人でも問題なし。
「カメラワークAとカメラワークBへの移行にかかる時間をカスタムして、なめらかな遷移を実現」という操作も可能。Unity自体の操作方法はかなり分かりやすく、特に時間制限もないため、ダンスの格好良さが際立つカメラワークを選んだり音楽の流れに合わせてカメラワークを切り替えるいわゆる「音ハメ」を追及したりといったように編集作業を楽しめます。
10分弱かけてカメラワークをカスタムして作ったアニメが以下。
「マチ★アソビ vol.28」のアニメ制作体験ブースで作ったアニメ【ANiC】 – YouTube

元から用意されているCGモデルや音楽のクオリティが高いほか、カメラワークもいちから設定するのではなくプリセットから選択できるため、「アニメ制作の楽しい部分」だけを存分に体験できます。また、最初から設定されているサンプルのカメラワークも非常に高クオリティなので、自分であれこれ試した後にサンプルを再生すると「やっぱりプロはすごいな~」と実感することもできます。実際にアニメ制作を体験した編集部員は「普段のアニメ鑑賞で『このカメラワークかっこいいな~』と感じていた部分を自分で再現できて面白い。3DCGアニメ制作のおいしいところだけ体験できるので、これを切っ掛けにアニメ制作に興味を持つ人も多そう」と感想を述べていました。
なお、マチ★アソビ vol.28でのアニメ制作体験会はアニメ制作ハッカソン「アニメ×ゲームジャム」のミニバージョンとして実施されたものです。2025年版のアニメ×ゲームジャムは7月26日~27日に開催される予定で、2024年のアニメ×ゲームジャムで制作されたアニメは以下のリンク先で確認できます。
アニメxゲームジャムF.F. in 京都から生まれた作品を公開! – ANIC-JAPAN.ORG
https://anic-japan.org/topics/agjff-award/
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