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¥16,880 (2025年5月5日 13:08 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)
もし新しいタブレットを探していて、かつ予算が限られているなら「Lenovo Tab Plus」を勧めたい。このレノボの軽量タブレットは、ちょっとしたホームシアターにもなる優れものだ。エンターテインメント用のデバイスに求められるものは一通り備えている。
Lenovo Tab Plusはコンパクトな11.5型タブレットだ。重さは約650g。サイズ感はAppleの「iPad Air」に似ているが、つるんと平らなiPad Airと違って、背面の下半分が出っ張った形になっている。
本体の厚みは下半分が13.6mm、上半分が7.8mmだ。この独特のデザインには理由がある。出っ張った下半分に、このタブレットの大きな特徴となる2つの機能が搭載されているのだ。
1つ目の特徴は一体型キックスタンドだ。閉じればタブレットの背面にすっぽり収まるが、引き出せば安定した支えとなり、本体を最大175度まで倒すことができる。キックスタンドを称賛するなど馬鹿げていると思うかもしれないが、ほとんどのタブレットは(保護ケースを付けない限り)自立しない。そう考えると、これは視聴体験を向上させる秀逸な仕組みであり、他メーカーにも積極的に取り入れてもらいたい機能だ。
もう1つの特徴はサウンドだ。Lenovo Tab Plusはスマートフォンと連携させると、パワフルなBluetoothスピーカーとしても使える。
実際、Lenovo Tab Plusに関して、筆者が最も気に入っている点もオーディオ周りだ。JBLスピーカーが8基(ツイーター×4基、ウーファー×4基)搭載され、すべてがDolby Atmosによってチューニングされている。ちなみにAppleの現在のハイエンドタブレット「iPad Pro」(M4搭載)はスピーカーを4基しか搭載していない。
Lenovo Tab Plusのオーディオ性能は、タブレットとしては断トツにいい。テストの一環としてNetflixのアニメシリーズ「アーケイン」シーズン2を全話視聴したところ、第1話から最終話までずっと、部屋中に鳴り響くパワフルでクリアな音を楽しめた。ただ、やはり低音は物足りなさが残る。サウンドバーなどの迫力ある低音とは比べものにならない。
Lenovo Tab Plusはディスプレイの質も高い。2Kディスプレイは90Hzのリフレッシュレートに対応し、鮮明な色となめらかなアニメーションを楽しめる。ほとんどのアプリが快適に動くが、画面がやや薄暗い点は気になった。ディスプレイの輝度は最大400ニトだ。屋内では問題ないが、屋外のようなまぶしい環境下での視聴は厳しいと感じた。
内部には「MediaTek Helio G99」プロセッサーと8GBのRAMを搭載する。MediaTek Helio G99は最高性能のチップセットではなく、すでに登場から複数年がたっているが、必要十分な仕事はしている。「Google Chrome」での一般的なブラウジングやモバイルゲーム程度なら、パフォーマンスの低下を感じることはなかった。
仕事用タブレットとしても十分に機能する。Bluetooth経由でキーボードなどのアクセサリーを接続することも可能だ。「Android 14」を搭載しているため、デスクトップ風の環境を構築できる「デスクトップモード」にも対応する。Android 14では、さまざまなジェスチャー操作も可能になった。個人的に気に入っているのは、上にスワイプすると現在開いているアプリの一覧が表示され、好きなアプリを選んで移動できる機能だ。スマートフォンにも似た機能がある。
レノボは2028年7月までセキュリティパッチを提供することを約束している。
アクセサリーも複数用意されている。とはいえ、すべてを装備してもLenovo Tab Plusが高性能なマシンになることはない。UL Solutionsが発表している2025年4月版の「Best Smartphone and Tablets」ランキングでは、本記事の執筆時点でLenovo Tab PlusはAndroidタブレットの中で45位だ。ミッドレンジのタブレットの中では健闘しているが、「Google Pixel Tablet」や「OnePlus Pad 2」には及ばない。
総合的に判断すると、Lenovo Tab Plusは動画編集のような負荷の高い作業を楽々こなすほどのパワーはないが、性能が低いとも言えない。ハードウェア面はそこそこだが、バッテリー性能は際立っている。平均すると、1回の充電で15時間は持つ。ある日の午後、テストのためにライブ配信動画を再生し、そのまま放置しておいたところ、翌朝も再生し続けていたことには驚いた。
ストレージ容量は256GBと少ない。もう少しほしかったところだが、価格を考えれば多少の妥協はやむを得ないだろう。幸い、上部にmicroSDカードのスロットがあるので、1TBのmicroSDカードを挿入すればストレージを拡張できる。
総評
Lenovo Tab Plusは現在、量販店やレノボの公式サイトで販売中だ。公式サイトでの販売価格は本稿掲載時点で251.99ドル(日本では税込4万2350円)。Netflixで新作の映画やドラマを観るのが好きな人、マルチメディアタブレットが欲しい人には、コストパフォーマンスに優れた選択肢となるだろう。
プロセッサーはMediaTek Helio G99なので、負荷の高い作業はこなせないが、一般的な事務作業程度なら問題ない。もっと高性能なタブレットがほしい人はサムスンの「Galaxy Tab S10+」を検討するといいだろう。もう少し予算に余裕があるなら、「OnePlus Pad 2」(編集部注:日本では未発売)もミッドレンジのタブレットとしては手堅い選択肢だ。
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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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