平均10%のフレームレート向上など、Core Ultra 200VのGPU性能が最新ドライバで改善 – PC Watch

　Intelは4月29日、同社が4月25日に提供開始した最新GPUドライバにより、Core Ultra 200Vシリーズ(Lunar Lake)内蔵GPUの性能が向上したと説明した。フレームレートは平均10%向上するとしている。

　最新GPUドライバ「Intel Graphics Driver 32.0.101.6739」において、Core Ultra 200Vシリーズ内蔵GPUのArc 140VおよびArc 130Vにおける電源管理アップデートを実施。特に17W以下の低電力動作におけるパフォーマンス向上を図ったとしている。

　MSI製ゲーミングPC「Claw 8 AI+」のManual 17Wプロファイルを使用したテストでは、9つのゲームタイトルで平均GPU動作クロックの向上を実現。フレームレートは平均で10%、99パーセンタイルで25%改善し、より滑らかなゲームプレイが可能になるとしている。

　本ドライバはテストでも利用されたClaw 8 AI+およびClaw 7 AI+ですでに利用可能となっているほか、各メーカーによる検証が完了し次第、順次展開される。