シャオミ(Xiaomi) タブレット Redmi Pad SE 4GB+128GB wi-fiモデル 大型11インチディスプレ Dolby Atmos対応 8000mAh 大容量 バッテリー 1TBまでmicroSDカード拡張 軽量 エンターテインメント 子供用にも 日本語版 グラファイトグレー
¥21,800 (2025年5月5日 13:18 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)
海外のPlayStation公式Xアカウントが、『Clair Obscur: Expedition 33』のミニゲームを紹介するポストをおこなった。ポストは150万回以上のインプレ数を稼ぐなど大きな反響を呼び、さまざまな反応が寄せられている。なお、本稿には同作のミニゲームについて若干のネタバレが含まれるため留意してほしい。
『Clair Obscur: Expedition 33』は、アクション要素を取り入れたターン制RPGだ。本作の世界では、ペイントレスと呼ばれる存在が人々を脅かしていた。ペイントレスは年に1度目を覚まし呪いの数字をモノリスに刻み、描かれた年齢の人々は煙となって消えてしまう。ペイントレスの描く呪いの数字は年々ひとつずつ小さくなるため、人類は滅びを待つ状況にあった。「33」の数字が描かれる年、主人公たち第33遠征隊は死のサイクルを止めるため、ペイントレスを倒す旅に向かう。

本作はターン制のバトルにアクション要素を加えた戦闘システムが特徴だ。敵の攻撃に対して回避やパリィを試みることができ、成功すれば戦闘を有利に進めることができる。また世界観はベル・エポックのフランスをモチーフとしており、プレイヤーは幻想的な世界で決死の任務に挑む、遠征隊員たちの冒険を見届けることになる。販売元よりすでに売上が100万本を突破したことが報告されており、またレビュー集積サイトMetacriticでも高得点を記録するなど、人気・評価ともに高い作品である(関連記事)。
そんな本作について、イギリスのPlayStaiton公式アカウントPlayStation UKがXにてポスト。「予想外なことに、『Clair Obscur: Expedition 33』にはこれまででもっとも難しいジャンプアクションのひとつがある」と紹介している。同ポストで紹介されているのは、作中の「ジェストラルの浜辺」というステージで遊ぶことができるミニゲームだ。同ステージでは空中に浮かんでいるオブジェクトの上をジャンプしていき、ステージの頂上を目指すことになる。ただし道中にチェックポイントなどはなく、落ちると最初からやり直しである。
同ポストは反響を呼び、本稿執筆時点で150万回以上のインプレッション数を記録している。リプライも約360件寄せられ、各ユーザーが思い思いに同ミニゲームへの感想を投稿。本気か冗談か、ゲームのタイトルにあわせて「33回目の挑戦であきらめた」というリプライもあるなど、難しさに悲鳴を上げる声も寄せられている。全体的な感想としては「『Only Up!』を思い出した」というユーザーが多いようだ。
『Only Up!』は2023年5月よりSteamにて一時販売されていた3Dアクションゲームだ。ゲーム内容としては、空中に雑多に浮かぶオブジェクトをたどってひたすら上を目指すというもの。高難度のゲームプレイがストリーマーを中心に多大な人気を博したが、開発者の多大なストレスなどを理由として、2023年9月に販売が中止された(関連記事)。
本作『Clair Obscur: Expedition 33』のミニゲームでも、ひたすら上を目指すことになるのは『Only Up!』と同様だ。またオブジェクトが空中に無造作に設置されたカオスなステージ構成や、落ちると大きく戻されるシビアな設定も共通している。同ミニゲームは『Only Up!』のような、いわゆるイライラ系アクションゲームを参考にして制作されたことがうかがえる内容となっているわけだ。

一方、紹介するPlayStation UKのポストに寄せられている反応では「それほど難しくはなかった」という声も散見される。実際筆者もプレイしたが、同ステージにはいわゆる初見殺し的なイジワルなギミックなどがなく、慎重にジャンプすれば着実に先に進んでいくことは十分可能である。落ちてしまったときのストレスはなかなかのものがあるが、『Only Up!』のようないわゆるイライラ系アクションゲームの作品と比べれば、理不尽さは控えめだろう。
とはいえ、本作は基本的にRPGだ。簡単なパルクールなども用意されてはいるが、本編でシビアなジャンプアクションが要求される場面はほとんどない。全体としてシリアスなトーンで話が進むこともあり、『Only Up!』風のミニゲームが用意されているのは予想外だったという人も多いだろう。まったく予期していないところに、突如本格的なジャンプアクションステージが登場したため、実質以上に難しく感じるということはあるかもしれない。

本作を手がけるSandfall Interactiveは日本産のRPG好きを公言しており、本作の開発においても『ファイナルファンタジー』シリーズなどから影響を受けたと話している(弊誌インタビュー記事)。本編に直接関わりのないミニゲームは国産RPGではよく見られる要素でもあり、たとえば『FF15』にもジャンプアクション要素が主体の隠しダンジョン「プティウォス遺跡」が存在していた。本作の『Only Up!』風のステージも、そうした国産RPGの“あるある”を取り入れた結果なのだろう。
ちなみに本作の「ジェストラルの浜辺」は複数存在しており、それぞれ違ったミニゲームが遊べるが、どれもストーリー本編を進めるうえでは必須ではない。クリア報酬もキャラクターの着せ替え用の衣装などで、完全な寄り道要素という位置づけだ。それでもあえて挑戦したいという方は、ワールドマップを探してみるとよいだろう。
『Clair Obscur: Expedition 33(クレール オブスキュール:エクスペディション33)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。PC/Xbox Game Pass向けに提供されている。
Views: 2