業務がパソコン中心の場合、タイピングで腕が疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。それは、キーボードが体に合っておらず、無理な姿勢で腕に負担をかけてしまっているからかも。

そこでおすすめなのが、人間工学に基づいて設計され、自然なポジションでタイピングができる、エルゴノミクスキーボード。

今回は、そんなエルゴノミクスキーボードのなかでも、ロジクール「Wave Keys K820を実際に使用してみました!特に、デスクトップPCを使うビジネスマンにおすすめなんです。

【ロジクール「Wave Keys K820」はこんな人にオススメ!】

  • 長時間のタイピングでも疲れないキーボードを探している
  • 持ち運びにも向いているエルゴノミクスキーボードを探している
  • 無理のない姿勢で快適に作業ができるキーボードが欲しい

Wave Keysはエルゴノミクス初心者に最適!

Wave Keysは、マウスやキーボードの人気メーカーであるロジクールが販売するエルゴノミクスキーボード。第1弾エルゴノミクスキーボードの「ERGO K860」よりコンパクトで、マウス操作がしやすく、使いやすさが向上しています

特徴的なのは、やはりその形状。その名のとおり、キーボード自体が波のような曲線を描き、長時間のタイピングも辛くありません。

人間の腕をデスクに置くと、手のひらは少し内側を向きます。Wave Keysはキーボードの中心部が山型になっているため、手のひらの向きにフィット。そのため、自然なポジションでタイピングでき、疲れにくいのです。

また、Wave Keysはエルゴノミクスマウスの「ERGO M575ワイヤレス トラックボール」とセットで、エルゴノミクスエントリーモデルとしての販売もされています。

Image:ロジクール
Image:ロジクール

エルゴノミクスに興味がある人は、ぜひこのエントリーモデルを試してほしいです。なお、筆者は、普段使用しているエルゴノミクストラックボールのMX ERGOを併用して使ってみました。

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自然なスタイルでタイピングできて疲れづらい

実際に使用してみたところ、体感ベースではありますが、普段のタイピングと比べてやはり長時間のタイピングでも疲れにくいです!

疲れにくい理由として、形状はもちろんのことキーボードと一体化したパームレストの存在も大きいと感じました。

手首の位置が自然に上がるので、長時間のタイピングでも快適。

筆者は、普段HHKBのキーボードとELECOMのパームレストを使用しています。しかし、使用しているうちに2つの位置関係がズレて、ストレスを感じることが多いです。

一方で、Wave Keysは一体化しているためズレることもなく、終始タイピングに集中できました。

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しっかりした打鍵感があって楽しい

Wave Keysのキーストロークは、2.5mmです。キーストロークとはキーを押した際に沈みこむ深さのことで、深いほどしっかりとタイピングした感じがあり、タイプミスもしづらいと言われています。

筆者が普段使用しているHHKBのキーストロークは約4mmで、それに比べるとWave Keysのキーストロークは浅め。

キーストロークが浅いとタイピングの速度は速くなるが、タイプミスしやすいと言われています。

しかし、Wave Keysを使用してミスが増えた実感はありません。おそらく、エルゴノミクス独特な形状によって、無理なポジションにならなくなったおかげだと思います。

ノートPCのキーボードはキーストロークが1mm程度と言われているため、外付けのキーボードを使ったことのない人は、しっかりとした打鍵感を得られます。

筆者は以前、Microsoftのエルゴノミクスキーボードを使用していましたが、カチャカチャとした打鍵感が原因で使用しなくなりました。Wave Keysは静音で使いやすくて非常に満足しています

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Logicool Options+でキー割当をカスタマイズすることも可能

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