ユーザー独自のアーケードスティックを作れる製品「iO」が発売。ボタンやスティック，外装を選んで注文できる

　2025年5月8日，MSYは，ユーザーごとにカスタムオーダーのゲーマー向け周辺機器を販売するサブブランド「GRAPHT REMIXERS」の設立を発表し，その第1弾製品となるセミオーダーメイドのアーケードスティック「iO」（イオ）の予約販売を開始した。
　対応ハードはPCとPlayStation 5，Xbox Series X|S，Nintendo Switchで，税込価格は，レバーレスタイプが4万2900円から，レバータイプが4万7300円からとなっている。

iO

　iOは，ユーザーが注文時に自分でパーツを選んで注文できるアーケードスティックだ。ユーザーのもとには注文したパーツ類が届くので，自分で組み立てることで独自のコントローラができあがる仕組みである。
　有料（税込8800円）になるが，組み立ての代行も頼める。

完成したアーケードスティックのイメージ

　ボタン類やスティック，基板などは，アーケードスティックではおなじみ三和電子やBrook製品を採用。通常タイプのボタンと静音タイプのボタンから任意のものを選んだり，内部に静音シートを入れたりといったカスタマイズが可能だ。
　外装のフレームや左右，底面パネルも，ブラック，シルバー，ホワイトから選択できる。

構成するパーツ類

レバータイプの基本パーツ

レバーレスタイプの基本パーツ

　5月9日にスタートする格闘ゲーム大会「EVO Japan 2025」のGRAPHTブースで，iOのサンプル展示と完成品の試遊を行えるとのこと。興味のある人は試してみよう。

GRAPHTのiO特設Webページ