マンダムから男性のムダ毛ケア家電。ガン型でかっこいい – 家電 Watch

男性向けの光美容器「スピードショット IUM-SS-K」

マンダムは、男性向け美容家電ブランド「ium(イウム)」から、光美容器「スピードショット IUM-SS-K」を5月16日に発売する。価格は39,600円。全国のドン・キホーテ系列店舗(一部店舗を除く)、Amazonおよび楽天市場で取り扱う。

iumは、2024年に立ち上がった同社初の美容家電ブランド。ヘアドライヤー、ストレートアイロン、マルチトリマーを展開し、オールブラックでガジェット感のあるデザインと、シンプルな機能性が、若い男性を中心に反響を得ているという。

今回発売する「スピードショット IUM-SS-K」も、20～30代の男性をメインターゲット層とする。男性の脱毛市場を見ると、20代の脱毛経験が最も多いものの、脱毛サロンに通うことには金銭的なハードルがあるという。また、家庭用光美容器の普及もまだまだ進んでおらず、「効果がちゃんと出るか不安」「価格が高い」「使いこなせるか・使い続けられるか不安」といった声が挙がっている。

そこで、短時間でストレスなく全身のムダ毛ケアができる家庭用光美容器「スピードショット」を開発した。価格は39,600円と決して安くはないが、女性用の光美容器を購入したり、脱毛サロンに何度も通うと10万円以上かかる場合もあるため、そう考えると安価な部類と言えるだろう。身体はもちろん、髭などの顔周りにも使用できる。

従来のブランドイメージを踏襲し、オールブラックでガジェット感のあるデザインを採用。女性向けのデザインが多い美容家電の中で、一線を画す存在感を放つ。また、筒形と比較して、手が届きにくい箇所にも照射しやすく、力をかけやすいという点から、ガン型を採用している。

ガジェット感のある、ガン型のデザイン

「スピードショット」が、短時間でムダ毛ケアを可能にするポイントの一つ目は「高速照射」。最大18Jのハイパワーで男性の濃い毛にもしっかりアプローチしつつ、最速0.5秒の照射間隔でスルスルとムダ毛ケアができる。面積が広い身体への照射は、オート照射機能を使えば、肌の上を滑らせるだけで自動で連続照射をしてくれる。

モードや照射レベルが表示されるディスプレイ部

人差し指がかかるところにあるボタンを押して照射する

二つ目のポイントは「冷却機能」。一般的なペルチェ式ではなく、高価格帯の脱毛器が搭載している「サファイアクリスタル」という、業界でも最も冷たいと言われる素材を採用した。男性の毛は太く濃いため、痛みを軽減するために素材にもこだわったという。

その冷たさは、冷たすぎて、すぐに照射面に結露ができてしまうほど。照射面は、電源を入れてからおおよそ1分程度で冷たくなるので、そんなに待たずに使用できる。

「サファイアクリスタル」を使用した照射面

「高速照射」「冷却機能」により、短時間でのムダ毛ケアを可能にすることで、家庭でのケアを手間に感じさせず、継続しやすくなるよう、こだわって開発された。実際に筆者も手の甲に照射してみたが、痛みも感じず、スピーディーに肌の上を滑らせるように使用できた。

照射回数は約30万回。照射レベルは6段階で設定できる。肌密着センサーや、電源を入れてから30分経過時、または約5分間操作がなかった場合に電源をオフにする機能を備える。

また、家庭用光美容器に対する「効果がちゃんと出るか不安」「使いこなせるか・使い続けられるか不安」といった声を受け、同社は全額返金キャンペーンを実施予定である。効果に満足できなかった人を対象に、購入から1カ月以内であれば全額返金するという。

実際に、同社の男性社員が「スピードショット」を使ったところ、1回照射して2週間後には伸びてきているものの、1回の照射でも目立ちにくくなるという。ただし個人差もあるため、このようなキャンペーンがあるのは安心だろう。

左が照射前、右が1回照射して2週間が経過した様子

また、衛生面に配慮して「VIOアタッチメント」、光から目を守るための「サングラス」も同梱する。

VIOアタッチメント

サングラス

本体サイズは10.5×4.6×17.3cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約532g(ACアダプタ含む)。定格消費電力は68W。コード長は約1.5m。