T60RPmk2

フォステクスは、 第4世代に進化した全面駆動型平面振動板のRPドライバーを採用したヘッドフォン「T60RPmk2」を4月下旬に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は64,350円前後。オプションとして4.4mmバランス接続ケーブル「ET-RP4.4BL2Y」も発売する。ケーブルの市場想定価格は11,880円前後。

フォステクスが独自に開発し、自社で製造する全面駆動型平面振動板ドライバーの第4世代RPドライバーを、黒胡桃無垢材のハウジングに搭載。リスニング用として人気の「T60RP」をmk2へ進化させたモデルであり、一新したハウジングデザインと新ドライバーとの緻密な音響調整を施すことで、「リスニング用平面振動板ヘッドホンの次世代モデル」が完成したという。

ハウジングはセミオープン。黒胡桃無垢材から削り出しており、美しい木目と天然の質感が楽しめる。このハウジングにより、豊かでしっかりとした低音域の深みから濁りが無く伸びやかな高音域まで、聴き心地の良い自然なサウンドが楽しめるとのこと。

第4世代のRPドライバーは、平面振動板の振動領域の拡大と均一化のため、振動板を挟み込むマグネットを増量し、プリンテッドコイルのパターン形状を新設計。さらに磁気回路の構成部品も一新し、磁束分布を最適化することで、振動板の不要共振を抑えた。

これにより、鋭いレスポンスでの音の立上がりと立下がりを実現。「感度の向上、モニタリングしやすい滑らかな周波数特性、優れた過渡特性」も同時に達成。重低音域から高音域まで正確かつ繊細に再生可能とすることで、正確な定位感と音場の再現能力を高めている。

左右のハウジング両方にコネクタを装備し、新開発のYケーブルで接続。2極3.5mmのコネクタを採用し、汎用性を高め、リケーブルも可能。付属ケーブルはステレオミニ入力で、φ6.3 mmステレオフォーン変換コネクタを同梱。別売バランスケーブルは4.4mmの「ET-RP4.4BL2Y」を用意する。

左右のハウジング両方にコネクタを装備し、新開発のYケーブルで接続

イヤーパッドは装着感を追求した低反発のアラウンドイヤー型。さらに、別売オプションの東レのUltrasuedeを使ったイヤーパッド「EX-EP-RP-SUEDE」も装着可能。蒸れにくく柔らかな肌触りと、滑らか高品位な重低音域から高音域までの音質を提供するとのこと。

インピーダンスは28Ω、感度は96dB/mW。最大入力は3,000mW。再生周波数帯域は10Hz~40kHz。本体重量は約360g(ケーブル含まず)。

OvallがT60RPmk2を体験

Ovall

Shingo Suzuki、mabanua、関口シンゴの3人で活動するバンド、Ovall(オーバル)がT60RPmk2を体験。紹介動画も公開されている。

Fostex T60RPmk2

Shingo Suzuki

まずはこのウォールナットのウッドハウジング。見た目が素敵で、肌触りが
よい。高級感があるのもいいですね。木の種類によって響きの特性があるの
はベース弾きの僕にとっては気になるところですが、肝心の音はしっかりと
引き締めて出してくれる印象です。セミオープンタイプなのですが、開放感
があり広がる音になっていて、リスニングヘッドホンとしては良い構造だと
思います。そして心地よい着用感で、長時間使っても疲れない点も注目すべ
きポイントだと思います。

mabanua

心地よいですね。普段 T50RPmk4 を仕事で使用していますが、装着感やサウ
ンド含め開放感が増し、椅子で例えるならリクライニングと肘当てがついた
ような感じでしょうか。僕ら音を作る側の人間は、休日に「音」から「音」
へ離れなくてはいけない時にその再生環境が一段と大事になってきます。そ
のためにもこの T60RPmk2 は非常に大事な役割を担うヘッドホンですね。

関口シンゴ

木製になると急に親近感が湧いて部屋のインテリアにも馴染みますね。つい
手に取って木の肌触りを確かめたくなる感じ。音にも温もりがありつつ、で
もそこは音響のプロ Fostex。本格的な低音感とクリアな音色でリラックスし
つつも、しっかりハイクオリティーな音楽体験が楽しめます。



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