冷蔵庫に後付けできるAIカメラ
さらに3月下旬に発売された「冷蔵庫AIカメラ NY-PCZE2」の実機も見てきた。上記のHYタイプ3機種を含む同社の2017年以降の冷凍冷蔵庫121機種に対応。冷蔵庫AIカメラ搭載機種と同一のカメラが採用されている。直販価格は55,440円。
冷蔵室やドアポケットを見渡せる広角カメラと、下の冷凍室までカバーする狭角望遠カメラで、冷蔵室、野菜室、冷凍室を開けるたびに自動で庫内を撮影。野菜室の野菜(特定の60種類、野菜の形状が把握できる場合に限る)を、画像からAIが自動認識することで食材管理をサポート。日持ちの目安から早く使った方がいい野菜のレシピを提案する機能も搭載し、フードロス削減に貢献するとしている。
庫内を撮影してからアプリに反映されるまでの時間は、ネットワーク環境にも左右されるが、約10秒間ドアを開閉した場合には、およそ20秒程度かかる見込みという。
設置自体も簡単で、冷蔵庫上部真ん中に乗せ、開閉検知用マーカーキットを冷蔵庫各室に貼るだけ。落下防止ベルトも付属しているため、冷蔵庫にしっかり固定して使える。