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¥1,890 (2025年5月4日 13:15 GMT +09:00 時点 - 詳細はこちら価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で当該の Amazon サイトに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。)
アニメやゲームの定番ジャンルのひとつに「ロボット」があります。創作物のロボットは巨大な搭乗型、意志を持つような自立型、マスコットのような可愛いタイプなど多彩な種類があり、いずれも違った魅力を持っているものです。
ゲーマーのみなさんが現行機で遊べる素敵なロボットゲームを紹介する企画、それが【ゲムスパロボゲーカタログ】です。今回紹介するのは、2025年4月24日にPC(Steam)向けに配信されたカスタマイズ3Dアクション『Dolls Nest(ドールズネスト)』です。
メカ少女は荒廃した世界を巡り回る
『Dolls Nest』は、日本のニトロプラスと同社のCGチーム・ニトロアーツが開発を手がける作品です。2023年10月31日に開発が発表され、当初は2024年のリリースを目指していましたが、一度の延期と体験版公開などを経て2025年4月24日にリリースされました。
本作の舞台は、さまざまな風景の廃墟や機械が広がっている超巨大人工建造物「ホド」。プレイヤーは少女型機械「鎧化兵」を操作して、ホドの中を探索して資源を集めたり、機械たちと戦ったりしながら、世界に秘められた謎を解き明かすべく生き残らなければなりません。
ゲーム内では、次々と襲いかかってくるメカを倒しながらマップ内を探索し、隠された貴重な資源や装備品を集めていきます。各マップには強大なボスが待ち受けているので、装備品のカスタマイズや調整、そしてプレイヤー自身の腕前を向上させることで立ち向かっていきましょう。
主人公は多彩なパーツや武器を装備・強化でき、プレイスタイルごとに大きく異なるカスタマイズが可能です。ステージ内の探索要素やリソース管理、手強い敵との戦闘などいわゆる「ソウルライク」に近い作品で、やりごたえ抜群のアクションを楽しめます。
また、同社のブランド・ニトロオリジンのPCゲーム『斬魔大聖デモンベイン』『装甲悪鬼村正』とのコラボレーションが決定。コラボ装備「デモンベイン」「三世勢州千子右衛門尉村正」が入手できるイベントの開催スケジュールは、今後公開されます。こちらも待ちきれませんね!
迂闊な行動は死を招く!慎重に、そして確実に
本作はまず、チュートリアルステージが用意されています。ここでプレイヤーが使用する機体のタイプを遠中近距離の3タイプから選択し、移動や攻撃、アイテムの使用方法といった基本操作を学んでいきます。ステージの最後には「機械根」と呼ばれるオブジェクトに到着し、いよいよホドでの探索が始まります。
プレイヤーが最初に探索するのは「中央大洞穴」というエリア。最初はゲーム開始時から世界観に関する説明はほとんどなく、ここが一体どんな場所なのかということもロクにわからないまま、ステージ内にいる多くの敵との戦いが始まっていきます。



『Dolls Nest』は機械少女が多彩な武器を操って戦う3Dアクションですが、決してこちらが弾幕を張る、というタイプの作品ではありません。むしろ敵の砲撃のほうが派手で正確なので、必要に応じて隠れたり、行動を予測したりしなければならないのです。正面から撃ち合ったら確実に死んでしまうと思っても問題ありません。
戦闘で重要なのが「BP」と呼ばれるゲージの管理です。BPは銃のリロードやサブ武器使用時に消費するもので、もしゲージが0になれば基本的に弾薬が補充されなくなってしまいます。アイテムでチャージもできるものの、一度に持ち込める数は限られているのでBPは無限ではないということを理解していく必要があります。





また、HP回復アイテムも同様に所持制限があります。ゲーム内では、ストックさえあれば「機械根」から補給や回復アイテムの補充が可能です。
ただし、補給した場合は“ステージ内のすべての敵が復活”してしまいます。敵との戦いでは消耗しすぎないよう慎重に、確実に行動しなければなりません。



多彩なカスタマイズと強化項目!
ゲーム内では「機械根」から装備パーツの変更が行えます。パーツは5つの部位と4つの武器を同時に装着可能で、それぞれ防御性能や射程距離、移動サポートといったステータスが細かく設定されています。ステータス項目は細かいので、公式オンラインマニュアルを参照するのもオススメです。
各パーツはステージ内に隠されていたり、アンロックで登場する商人から購入できます。例えば同じ武器系統のものでも、物理/熱量攻撃の違いがあるなど、パーツごとの違いは明確。使い勝手も大きく異なるので、さまざまな装備を入手することでビルドの幅が広がっていきます。




ゲームを進めることで、拠点でのパーツの強化も行えるようになります。パーツ強化のステータス上昇はかなり大きく、高い威力を誇る近接ソードを強化すれば序盤なら一撃で敵を倒すことも可能です。もちろん、強い武器には相応の“リスク”もあるので油断はできませんが……!
また、主人公の基礎能力を向上させる「素体調整」も可能です。スキルポイントを割り振ることで、基礎ステータスをアップさせたり、状態異常耐性を上げたり、敵からのアイテムや「CELL(通貨)」のドロップ率を上げたりすることができます。スキルは「機械根」で振り直しもできるので、状況に応じて調整できます。


カスタマイズ項目としては、主人公の見た目を変えることもできます。髪型や顔、衣装なども豊富に用意されているほか、各パーツの色変更もできるので、こだわり抜いた自分だけの「鎧化兵」を作り上げることも可能です。プリセット登録もできるので、色々なスタイルを楽しめるのも嬉しいですね!




世界を探索すれば世界は便利になっていく
BPの管理などを含めてリソースの消耗をなるべく抑えたい本作では、パーツの強化はとても重要です。
パーツを強化するための素材はステージ内で拾ったり、購入したりすることで入手できます。運が良ければ敵からのドロップも狙えますが、基本的には貴重な資源であることは間違いありません。
『Dolls Nest』ではマップ探索はとても重要な要素です。基本的な流れとしては、敵と戦いながらマップを進んでいき、ボスの待つエリアまでの道を開放していくのが大きな目的になります。各地の脇道や隠しエリアには色々なアイテムが隠されているため、探索するとプレイの幅は大きく広がります。



特に貴重な強化素材やパーツなどは、ジャンプやブーストを使うような場所に巧妙に隠されていることも。手強い敵との戦いでリソースが消耗していくなかで、いかにして探索とのバランスを考えていくかというのは大きなテーマです。多少の遠回りをしてでも、強化を優先するのもひとつの選択肢ですね。
ステージを進めていくと、スタート地点へのショートカットを解放できます。しっかり探索を進めていけば、ほぼ消耗なしの状態で「機械根」からボスにたどり着けるようになるので、マップを隅々まで探索することはプレイの大きな助けになりますよ。




一方でミニマップなどの機能がないため、探索で迷いやすいという点も(これは筆者の方向音痴も大きな理由ですが)。道の分岐がわからなかったり、各地にある穴に落ちたりと、かなり迷いやすい構造になっているな、という印象を受けます。迷った末に隠しエリアを見つけることもあるので、そこは良し悪しですね!





『Dolls Nest』は、やりごたえ抜群の戦闘や探索、幅広いカスタマイズをたっぷり楽しめます。いわゆる「ソウルライク」に近いゲームですが、決して難しすぎることはなく、ショートカットや探索の恩恵などもしっかりとしているため、じっくりと遊びやすい作品になっている印象です。
ゲームデザインとして意図している部分と思いますが、マップ構成やUIは少しとっつきづらいかもな、と思う部分も。特にパーツの情報が細かいのはいいのですが、不慣れな内は少し意味や効果が分かりづらいと思います繰り返しになりますが、公式オンラインマニュアルが充実しているのでチェックするのも大切です。



「機械兵装の少女がスピード感あふれるバトルを繰り広げる!」というゲームではなく、かなり慎重に、確実に戦うことが重要な作品です。遊べば遊ぶほど魅力が強くなっていく作品なので、腰を据えて遊べる「高難度少女カスタムゲー」が好きな人であれば要チェックです!
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